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第13回エキナカ書店⼤賞の⼤賞受賞作品が、近藤史恵さんの『スーツケースの半分は』に決定しました。
エキナカ書店大賞は、ブックエキスプレス・ブックスキヨスクが共催し、全店舗から各1冊テーマに沿った「読んでもらいたい・おすすめしたい本」を推薦、全スタッフの投票でノミネート作を選出し、1か月間全店の店頭で販売して“もっとも売れたもの”に贈られる賞。今回から北海道地区の「札幌弘栄堂書店アピア店・パセオ西店」が参加し、3社共催・30店舗を超える書店で開催されています。
同賞は、毎回テーマが設けられている点も特徴。今回のテーマは「旅に持っていきたいこの1冊~日本文学編~」でした。
今回大賞に決定した『スーツケースの半分は』は、2015年に単行本が刊行、2018年に文庫化された小説集。ある女性が一目惚れして買った「青いスーツケース」をめぐる、人生の新たな一歩にエールを贈る9つの物語がおさめられています。
30歳を目前にした真美は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚れし、憧れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり……。
(祥伝社公式サイトより)
収録されているお話は、旅行、ひいては生き方にまつわるもの。読めばきっと、あなたも青いスーツケースがほしくなると思います。
さわやかな表紙のコンパクトな文庫本も、旅のお供にぴったりです。
なお『スーツケースの半分は』は、第13回エキナカ書店大賞ノミネート作とあわせて、ブックエキスプレス・ブックスキヨスク全店、札幌弘栄堂書店アピア店・パセオ西店にて、今年いっぱい店頭にどーんと並びます。ぜひ立ち寄ってみてください。
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