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  • 文喫 六本木が、木々の生い茂る「鬱蒼とした本屋」に。期間限定の“異質な空間”を楽しもう

    2019年06月07日
    本屋を歩く
    ほんのひきだし編集部
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    本屋が森になったら、鬱蒼と茂る木々をかき分けて読むしかない。

    入場料のある本屋「文喫」で、無料で楽しめるのが入り口すぐの「展示室」。

    これまで、
    ・雑誌の魅力を再提示する「雑誌の力」展
    ・恋にまつわる本を多様な視点で提案する「きっとそれも恋である」展

    など、さまざまな企画・展示が行なわれてきたのですが、そのエリアに今、“鬱蒼”と木が生い茂っているのをご存じでしょうか。

    これは、6月5日(水)にスタートした新しい展示「鬱蒼展」

    まるで森のように植物が茂り、受付カウンターへの道のりも蛇行しています。木々をかき分けるように進む途中には、あちこちに本が……。

     

    木々の間から、手を伸ばして本と出合う

    文喫は、その人の“欲求”を刺激し、はっとさせるブックディレクションも魅力の一つ。「鬱蒼展」では、そんな本のセレクトだけでなく、いろんな方向から回り込んでみたり、ぎりぎり届きそうなところに手を伸ばしてみたりと、体を使いながら新たな本に出合う体験ができます。

    いつもと違う文喫に、ぜひ足を運んでみてください。

    植物のセレクトは、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)の「アヲ GINZA TOKYO」を⼿がける日本緑化企画㈱によるもの。ビルの⽴ち並ぶ銀座で“買える公園”「アヲ GINZA TOKYO」を運営する日本緑化企画㈱が、今度は六本⽊の本屋に、⼩さな森を出現させました。

    窓の外は雨が降っている。
    昼なのか夜なのかもわからない薄暗がり。
    電気も点けず背もたれに深く沈み込む。
    さらさらと細かな雨が降りしきる音。車が水たまりを跳ねる音。いつもより静かな街。

    文字を追う頭の中だけがざわめく。
    考えは次第に連なり、増殖して手に負えなくなってしまう。
    身体中を、部屋中を、侵食する森。

    木々の間をひとり歩き回る。
    無造作に進み、裏へ回り、奥へ入り込む。

    鬱蒼と繁る枝葉を掻き分けて手を伸ばす。

    (文喫 六本木「鬱蒼展」コンセプト文より)

     

    「鬱蒼展」概要

    期間:2019年6月5日(水)~30日(金)
    会場:文喫 六本木(〒106-0032 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F)

    本屋が木で覆われている!
    文喫 六本木の前の道を歩いていると、吹き抜けの大きな空間を満たす、植物が目に飛び込んでくる。
    気になって店内に入っていくと、鬱蒼と立ち並んだ木々によって狭められた通路を潜り抜けることになる。

    立ち並んだ木々の隙間からちらちらと本が見える。
    手を伸ばせばぎりぎり届きそうだ。
    視界を塞ぐ植物の裏側に回り込んでみれば、そこにも本がある。
    木と木の間に入り込めば、奥のほうにまで本が積まれているのがわかる。

    「鬱蒼展」では、自由に伸び広がる思考と、自由気ままに生長する植物とが取り合わせて展示され、本屋に鬱蒼と茂る小さな森が出現している。
    訪れる人は、森の中に入り込み、木々を回り込み、覗き込み、枝を掻き分け、手を伸ばして本と出会う。

    並んでいる本は、「鬱蒼」をテーマにイメージが連鎖するように選ばれている。
    植物が支配するディストピア。植物の生命力の強さ。鬱蒼とした森の光の射さない湿った暗さ。
    雨や水、湿気。石、砂、泥、土、微生物。閉じた空間。制御できないまま伸び広がっていく思考。
    さまざまに広がる「鬱蒼」のイメージが、思考と身体を触発する。

    鬱蒼とした世界観を演出する植物は、 Ginza Sony Parkの“植物が買える公園”「アヲ GINZA TOKYO」を手がける日本緑化企画が選定している。

    植物と本に覆われた空間は、少し異様だが心地よい。
    いつもは目に入らない本が気になったり、これまで手に取らなかった本に触れてみたくなったり、「鬱蒼展」ではあたらしい本との出会いがある。

    協力:日本緑化企画㈱



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