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  • エキナカ書店スタッフが推薦する“旅立ちの本“ 原田マハ『旅屋おかえり』が第12回エキナカ書店大賞に決定

    2019年03月15日
    本屋を歩く
    日販 ほんのひきだし編集部 浅野
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    3月15日(金)、ブックエキスプレス・ブックスキヨスク共催による「第12回エキナカ書店大賞」の大賞作品が発表されました。

    エキナカ書店大賞は、全店舗から各1冊「読んでもらいたい・おすすめしたい本」を推薦し、全スタッフの投票でノミネート作を選出、“エキナカ書店大賞のノミネート作”として1か月間販売してもっとも売れたものに贈られる賞。

    年2回開催されており、毎回テーマが設けられている点も特徴です。

     

    第12回エキナカ書店大賞のテーマは「出発・旅立ち」

    第12回のテーマは「出発・旅立ち」。計6作のノミネート作から、原田マハさんの小説『旅屋おかえり』(ブックエキスプレス リエール藤沢店推薦)が大賞に決定しました。

    『旅屋おかえり』は、唯一のレギュラー番組を打ち切られ崖っぷちに追いやられたアラサータレントが、“人の代わりに旅をする”という一風変わった仕事を立ち上げ、行く先々で出会う人々を笑顔に変えていくというストーリー。

    タイトルの「おかえり」は、主人公・丘えりかの愛称でもあります。

    旅屋おかえり
    著者:原田マハ
    発売日:2014年09月
    発行所:集英社
    価格:748円(税込)
    ISBNコード:9784087452259

    あなたの旅、代行します! 売れない崖っぷちアラサータレント“おかえり”こと丘えりか。スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因で、テレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だった――。

    満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていく。感涙必至の“旅”物語。

    同作は3月15日(金)から4月30日(火)まで、イチオシの商品としてブックエキスプレス・ブックスキヨスク・ブックスタジオの店頭に並びます。

    ブックエキスプレスはJR東日本、ブックスキヨスク・ブックスタジオはJR西日本のエキナカにある書店。旅の出発前に購入すれば、道中のよいお供になりそうです。

     

    第12回エキナカ書店大賞 ほかのノミネート作はこちら

    ・『三日間の幸福』(三秋縋/KADOKAWA)
    ・『こっちへお入り』(平安寿子/祥伝社)
    ・『神様のケーキを頬ばるまで』(彩瀬まる/光文社)
    ・『トライアウト』(藤岡陽子/光文社)
    ・『星やどりの声』(朝井リョウ/KADOKAWA)

     

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