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モノクロの多彩な濃淡の技術を駆使し、戦争への動員、国土の乱開発、核と原発などきわどいテーマを漫画風に、そしてナンセンスに表現した木版画で知られる現代美術家の風間サチコさん。
風間さんの初の作品集『予感の帝国』(朝日出版社)の刊行を記念し、2月11日(月・祝)、銀座 蔦屋書店にてトークイベントが開催されます。
美術評論家の中尾拓哉さんとともに、風間さんの作品制作の土台となる「○○」を探す今回のイベント。いったいどこからナンセンスな画面や力強いシャープな線が生まれ、コミカルなオーラが放たれているのか。作品のコンセプトから技術にいたるまで、その深淵を「彫り」まくるトークが展開される予定です。
トーク終了後には、風間サチコさん、中尾拓哉さんによるサイン会が開催されます。サインは、銀座 蔦屋書店にてご購入の、お二人の著書が対象です。
日時:
2019年2月11日(月・祝) 19:30~21:00/開場19:00
会場:
銀座 蔦屋書店(東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F)【MAP】
参加費:
2,000円(税込)
申込方法:
下記のいずれかの方法でお申し込みください。
①店頭予約
②電話予約(03-3575-7755)
③オンライン予約(2019年2月10日(日)午前9時の受注分まで)
※当日、ご参加前にメインカウンターへお越しください。
定員:
50名
主催:
銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:
03-3575-7755(銀座 蔦屋書店)
【プロフィール】
風間 サチコ(かざま さちこ)美術作家。1972年東京生まれ。1996年武蔵野美術学園 版画研究科修了。1998年より木版画を中心とした作品を発表し、国内外で注目を集める。近年の主な展覧会に「ディスリンピア 2680」(原爆の図丸木美術館 2018年)、「ヨコハマトリエンナーレ」(横浜美術館 2017年)、「光州ビエンナーレ 」(光州ビエンナーレホール 2016年)、「電撃!!ラッダイト学園」(無人島プロダクション 2016年)、「2015 アジアンアート ビエンナーレ」(国立台湾美術館 2015年)「六本木クロッシング」(森美術館 2013年)など。
ブログ:「窓外の黒化粧」http://kazamasachiko.com/
中尾 拓哉(なかお たくや)
美術評論家。1981年東京生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。2014年に論考「造形、その消失において――マルセル・デュシャンのチェスをたよりに」で『美術手帖』通巻1000号記念第15回芸術評論募集佳作入選。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017年)。監訳書にマシュー・アフロン『デュシャン 人と作品』(フィラデルフィア美術館、2018年)。共著に『ストローブ=ユイレ――シネマの絶対に向けて』(森話社、2018年)。主な論考に「50年あるいは100年後の鑑賞者――日本・マルセル・デュシャン論再考」(『美術手帖』2019年2月号)など。
WEB:https://nakaotakuya.com