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10月15日(月)、ブックエキスプレス・ブックスキヨスク共催による「第11回エキナカ書店大賞」の大賞作品が発表されました。
大賞に決定したのは、山本幸久さんの小説『店長がいっぱい』。豚肉と卵で作る“他人丼”専門のチェーン店を舞台に、それぞれに事情を抱えながら他人丼を作り続ける7人の店長と、彼らとともに働くスタッフたちを描いた短編集です。
ここは友々家。国内外に総数百二十七店舗を展開する他人丼のチェーン店だ。ひと癖ある社長と創業者会長の元、左遷組、転職組、離婚した主婦、家出青年と、いろんな店長たちが奮闘中。不満は山ほど、疲れも溜まりトラブル多発。でも店長たちは今日も明日も、誰かのために店を開けています。さあ、いらっしゃい。超絶技巧のトロトロ卵で、きっと元気になれますから。
エキナカ書店大賞は、ブックエキスプレス(㈱JR東日本リテールネット)が2013年に創設し、以降年に2回開催されている文学賞。
全店舗から各1冊「読みたい本・売りたい本」を推薦、全スタッフの投票によってノミネート作を選出し、1か月間“エキナカ書店大賞のノミネート作”として販売したのち、もっとも売れたものが「大賞作品」に決定します。
前回(第10回)からはJR西日本管内で書店を運営する「ブックスキヨスク」との共催で運営しており、今回は「仕事」をテーマにした文庫のなかから計6作品がノミネートされていました。
第11回エキナカ書店大賞ノミネート作
・『メリーゴーランド』(荻原浩/新潮社)
・『大脱走』(荒木源/小学館)
・『ハケンアニメ』(辻村深月/マガジンハウス)
・『店長がいっぱい』(山本幸久/光文社)
・『駅物語』(朱野帰子/講談社)
・『おい、山田』(安藤祐介/講談社)
第11回の大賞に輝いた『店長がいっぱい』は、ブックエキスプレス エキュート品川店から推薦された作品。“チェーン店の店長”が主人公の作品ということもあって、投票に参加した書店員からも共感を集めていたようです。
その結果、全国の店頭でも多くの方が手に取り、見事トップの売上を記録して今回の受賞となりました。
同作は大賞受賞を記念して、本日10月15日(月)からの1か月間、JR東日本駅ナカのブックエキスプレス、JR西日本駅ナカのブックスキヨスク、ブックスタジオ店頭にて大々的に展開されます。通勤・通学時や休日のお出かけなど、駅を利用する際にぜひ立ち寄って、手に取ってみてくださいね。
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