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    『だいぶつさまのうんどうかい』が第9回リブロ絵本大賞を受賞 千差万別の仏さまがスポーツで競い合うコミカルな絵本

    2018年10月01日
    本屋を歩く
    ほんのひきだし編集部
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    10月1日(月)、第9回リブロ絵本大賞の受賞作が決定しました。

    大賞を受賞したのは『だいぶつさまのうんどうかい』。千手観音やお不動さまなど、さまざまな“仏さま”が参加する運動会の模様をコミカルに描いた作品です。

    だいぶつさまのうんどうかい
    著者:苅田澄子 中川学
    発売日:2017年08月
    発行所:アリス館
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784752008033

     

    初めて運動会に参加した体の大きな大仏さま しかし……!?

    物語に登場する仏さまのなかでひときわ存在感を放つのが、今回初めて参加するという大きな大きな大仏さま。でも体が大きすぎて、どの競技にも満足に参加することができません……。

    張り切るほどに空回りする大仏さまはかわいらしいですが、果たしてこのまま活躍できずに閉会式を迎えてしまうのか!? 大人も子どもも、みんなで笑える絵本となっています。

     

    大賞のほか入賞作品9作も決定

    このほか入賞作品には、『オレ、カエルやめるや』『みえるとかみえないとか』など9作品が決定。本日より、リブロ、よむよむ、パルコブックセンター、オリオン書房、あゆみBOOKSなどでフェアが開催されます。

    またパルコブックセンター調布店では、11月17日(土)、『だいぶつさまのうんどうかい』の作者・苅田澄子さんと、イラストを手がけた浄土宗西山禅林寺派の僧侶・中川学さんによるイベントも開催予定です。

    大賞
    ・『だいぶつさまのうんどうかい』(苅田澄子 作/中川学 絵/アリス館)

    入賞作品
    ・『オレ、カエルやめるや』(デヴ・ペティ 文/マイク・ボルト 絵/マイクロマガジン社)
    ・『みえるとか みえないとか』(ヨシタケシンスケ 作/伊藤亜紗 相談/アリス館)
    ・『たからもののあなた』(まつおりかこ/岩崎書店)
    ・『サイモンは、ねこである。』(ガリア・バーンスタイン/あすなろ書房)
    ・『もいもい』(市原淳/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
    ・『ワタナベさん』(北村直子/偕成社)
    ・『サンカクさん』(マック・バーネット 文/ジョン・クラッセン 絵/クレヨンハウス)
    ・『ねるじかん』(鈴木のりたけ/アリス館)
    ・『おかしになりたいピーマン』(岩神愛/岩崎書店)

     

    リブロ絵本大賞とは

    毎年刊行されるたくさんの絵本の中から、リブロ・よむよむ各店の児童書担当者が「広く紹介したい」「強くおすすめしたい」と思う作品を選ぶ良書発掘企画。

    今回は2017年8月~2018年7月に刊行された絵本を対象に、各店の児童書担当者が推薦した作品から10作を候補として選定し、社内投票で大賞が決定されました。

     

    歴代の絵本大賞受賞作

    ・第1回『うんこ!』(サトシン 作/西村敏雄 絵/文溪堂)
    ・第2回『ほげちゃん』(やぎたみこ/偕成社)
    ・第3回『ちくわのわーさん』(岡田よしたか/ブロンズ新社)
    ・第4回『だいすきぎゅっぎゅっ』(フィリス・ゲイシャイトー、ミム・グリーン 文/デイヴィッド・ウォーカー 絵/福本友美子 訳/岩崎書店)
    ・第5回『パンダ銭湯』(tupera tupera/絵本館)
    ・第6回『やきざかなののろい』(塚本やすし/ポプラ社)
    ・第7回『いちばんしあわせなおくりもの』(宮野聡子/教育画劇)
    ・第8回『おいしそうなしろくま』(柴田ケイコ/PHP研究所)

    〉LIBRO+公式サイト
    https://libroplus.co.jp/




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