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3月7日(水)、歌舞伎町ブックセンターにて、作家の浅生鴨さんと小野美由紀さんのトークイベントが開催されます。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを2年後に控え、ますます重要性を帯びている「多様性」という言葉。浅生さん、小野さんがともに「多様性」をテーマに新刊を出版されていることから、「多様性をテーマに語る日本のいま」と題し、対談が行なわれることになりました。
またイベントの会場である「歌舞伎町ブックセンター」は、東京の中でも特に多様な人間が行き来する街・歌舞伎町の中にあり、「愛」をテーマにホスト書店員が本を勧めてくれる本屋として話題になっています。
浅生鴨さんは、2月27日(火)に小説『伴走者』を発売されます。伴走者とは視覚障害のある選手の目の代わりとなって、周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をするなど、選手がが安心して全力を出せるように伴走(ガイド)をする競技者のこと。
同書では「夏・マラソン編」と「冬・スキー編」の2編で、視覚障害を持つ選手とともに戦う伴走者の姿が描かれています。
『伴走者』は、以前NHKに在籍し、パラリンピックの番組制作を手掛けていた浅生さんが、選手や伴走者にじっくり取材をして描き上げた作品です。
浅生さんはユルいツイートで人気を博したNHK広報局Twitter「@NHK_PR」を開設し、“中の人”の先駆けとなった方。現在は作家活動を中心に広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手掛けています。
小野美由紀さんは2月に『メゾン刻の湯』を発売。同書は築100年の銭湯であり、シェアハウスでもある「刻の湯」を舞台に、事故で片足を失った青年やハーフの女性、親と離れて暮らす小学生など、”正しい社会”からはみ出した、くせものたちが織りなす青春群像劇です。
「時代を超えて大切なコミュニティである銭湯の文化を描きたい」という思いもあって、小野さんは実際に銭湯で働いた取材体験をもとに『メゾン刻の湯』を執筆したそう。
同書は銭湯がつなぐ地域の人の縁を軸に、貧困、就職難、障害者、性的マイノリティなど現代のさまざまな問題を取り上げた、「多様性と寛容」がテーマの作品です。
小野さんは2015年、エッセイ集『傷口から人生。~メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』でデビュー。その後コミュニケーションと性愛、旅についてのブログを執筆するなど多彩に活動しています。
それぞれの作品で、「多様性」をまったく違った視点から扱っている浅生さんと小野さん。当日は作品や取材時のこぼれ話などを中心に、さまざまなことが
日時:
2018年3月7日(水)19:00~
会場:
歌舞伎町ブックセンター(東京都新宿区歌舞伎町2-28-14)【MAP】
参加費:
1,000円(ワンドリンク込み)
参加方法:
「Peatix」にて事前予約を受け付けています。
https://bookshoplover-13.peatix.com/view
定員:
50名
登壇者:
浅生鴨
小野美由紀
コーディネート:BOOKSHOP LOVER 和氣正幸
イベントサイトURL
https://bookshoplover-13.peatix.com/view