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創業68年を迎えた山口県の老舗書店「文榮堂」と山口大学経済学部の学生が、9月25日(月)より、“本”や“書店”をキーにした地方創生プロジェクトに取り組んでいます。
現在全国約370か所にものぼる、“書店ゼロ自治体”。山口県も例外ではなく、県内には書店が1店舗もない市町村が存在しており、また、県の人口減少や過疎化も進行しています。
そうした背景から、今回の取り組みでは「文化発信の拠点である書店から、地方創生を考える」というテーマを掲げ、地元の書店と大学がタッグを組みプロジェクトをスタート。マーケティングとまちづくりを学ぶ経済学部松田ゼミ生を中心に、11名の学生がチームにわかれてアイデア実現へ向け検討を重ねています。
「文榮堂×山口大学 地方創生プロジェクト」では、9月25日(月)の第1回講座を皮切りに全12回の授業を実施。「月刊ソトコト」の指出編集長による事例紹介や、山口情報芸術センターの石川氏によるアイデアワーク、企画書作成などを通して、“考える”だけでなく“商売として実現させる”ための方法を学びます。
最終プレゼンテーションの審査で優秀と認められたアイデアは、実際に文榮堂の店舗で実現される予定とのこと。参加している学生たちも、「普段通っている書店の新しい取り組みに参加できて非常にうれしい」「私たちの力で地元の書店を盛り上げていきたい」と意気込みを見せています。
プレゼンテーションの内容はほんのひきだしでもご紹介する予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちください。
実施スケジュール
1)YCAM 石川琢也氏 アイデアワーク①
2)月刊「ソトコト」編集長 指出一正氏講演
3)アイデアワーク②
4)アイデアワーク③
5)中間発表
6)企画書作成①
7)企画書作成②
8)企画書作成③
9)最終プレゼンテーション(2017年12月予定)
10)アイデア実現準備①
11)アイデア実現準備②
12)文榮堂にてアイデア実現(2018年1月中旬予定)
・学生らが考える“本”と“書店”をキーにした「地方創生」のアイディア:1月下旬よりいよいよ企画実現へ
・地元の人々を〈本屋〉でつなぐ新しいコミュニティづくりへの挑戦――山口大学×文榮堂の「地方創生プロジェクト」3企画が実現