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猫が店員として在籍している“猫本だらけの本屋”「Cat’s Meow Books(キャッツミャウブックス)」が、8月8日に東京・三軒茶屋にオープンしました。
店先の看板にも書かれている通り、「Cat’s Meow Books」は本を置いている”猫カフェ”ではなく、猫のいる”本屋”さんです。しかも、本を売りながら、保護猫活動を支援している本屋さんなのです。
保護猫という言葉が耳慣れない方のために簡単に説明すると、保護猫とは保健所や愛護センターなどで殺処分寸前だった捨て猫たちや、野外で生活する野良猫たちを、ボランティア団体が保護したものです。
「Cat’s Meow Books」では、里親が見つからない保護猫を店員として迎え入れること、そして本屋の売り上げの一部を保護猫活動をする団体へ寄付することで、保護猫活動を支援しています。
ちなみに私は、月に最低2回は保護猫カフェに通う無類の猫好き。もちろん本や本屋も大好きです。今回はそんな私が、「Cat’s Meow Books」にお邪魔してきました! 前後編にわけて、お店の様子をレポートします。
▼「Cat’s Meow Books」は、三軒茶屋駅から世田谷線沿いに歩いて約8分。静かな住宅街の中にあります。
▼今回は三軒茶屋駅から行きましたが、最も近いのは世田谷線の西太子堂駅です。駅から伸びた道の先に「Cat’s Meow Books」はあります。
「Cat’s Meow Books」は、新刊と古本の両方を扱っています。お店に入ってすぐが新刊ゾーン、奥が古本ゾーンとなっています。
▼画像右上が入口です。
新刊ゾーンと古本ゾーンは壁で仕切られ、それぞれが部屋のようになっており、保護猫店員たちは奥の古本ゾーンに勤務しています。また、古本ゾーンはカフェスペースも兼ねていて、ここには大きなテーブルが用意されています。
「Cat’s Meow Books」には保護猫店員がいる以外にもう一つ特徴があります。それは、新刊・古本問わず、扱っている商品すべてが〈猫に関する本〉であるということです。
その内容は、猫の絵本や写真集はもちろん、「主人公が猫を飼っている小説」や「表紙に猫が描かれている人文書」まで。「世の中にはこんなに“猫本”があるのか!」と驚かされます。
中でも「そうきたか!」と膝を打ったのは、棚の中で明らかに違和感を醸し出していた『経営学』というビジネス書。しかも面で陳列されています。
よくよく考えてみると、『経営学』の著者はヤマト運輸の小倉元社長。ヤマト運輸といえば「クロネコヤマト」でおなじみですね。確かに猫関連本です(笑)。
こんなふうに、「Cat’s Meow Books」の店内にある本は、必ずどこかに猫がいます。あえて猫本っぽくない本を選んで、猫探しをするのも楽しそうですね。
▼猫がジャケットに写っているCDもあります。