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  • 宮脇書店が選ぶ今、一番読んでほしい本「ミヤボン2021」 『沈黙のパレード』『スマホ脳』など5作品が決定!

    2021年12月24日
    本屋を歩く
    ほんのひきだし編集部
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    香川県を中心に全国に店舗を構える宮脇書店が、2015年にスタートした「ミヤボン」。これは、宮脇書店直営店の全従業員(パート・アルバイト含む)が推薦文つきで1人3冊投票し、選考委員の厳選によって、宮脇書店としての「今、あなたに一番読んでほしい本」を決めるものです。

    7回目となる今年は、応募総数1,729件から、得票数の多い20タイトルを選出。その中から選考委員が「いま、読んでほしいタイトル」5作を厳選しました。すべてが自信をもっておすすめできる一冊なので、順位はついていません。

    「ミヤボン2021」に選ばれた本は、宮脇書店直営店にて、2月下旬ごろまでフェア展開されています。ぜひ店頭で、「今、一番読みたい本」を探してみてください。

     

    『沈黙のパレード』(東野圭吾)

    沈黙のパレード
    著者:東野圭吾
    発売日:2021年09月
    発行所:文藝春秋
    価格:891円(税込)
    ISBNコード:9784167917456

    静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された――

    容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む!

    ガリレオvs.善良な市民たち

    “容疑者X”はひとりじゃない。

    (文藝春秋公式サイトより)

    ◆宮脇書店員のコメント
    ・最後のページを捲るとき、タイトルの意味に気付くだろう
    (徳島本店/30代女性)
    ・トリックの先にあるのは事実か真実か(倉敷店/30代男性)
    ・果たして、あなたは「客観性」を保っていられるだろうか(アリオ倉敷店/30代女性)

     

    『スマホ脳』(著:アンデシュ・ハンセン、訳:久山葉子)

    スマホ脳
    著者:アンデシュ・ハンセン 久山葉子
    発売日:2020年11月
    発行所:新潮社
    価格:1,078円(税込)
    ISBNコード:9784106108822

    平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。

    (新潮社公式サイトより)

    ◆宮脇書店員のコメント
    ・スマホ普及率8割超えの日本。その功罪を追う1冊
    (新居浜本店/30代男性)
    ・否定するのではなく大切なのは正しく理解することだ
    (明林堂書店ゆめタウン別府店/50代女性)
    ・スマホは『神の知恵』か『パンドラの箱』か
    (韮崎店/20代男性)

     

     

    ペッパーズ・ゴースト(伊坂幸太郎)

    ペッパーズ・ゴースト
    著者:伊坂幸太郎
    発売日:2021年10月
    発行所:朝日新聞出版
    価格:1,870円(税込)
    ISBNコード:9784022517920

    少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。
    伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!

    (朝日新聞出版公式サイトより)

    ◆宮脇書店員のコメント
    ・後半の怒涛の伏線回収に目が離せません。(新屋島店/30代男性)
    ・読みやすい文章と伏線が伏線を呼ぶ展開がまさに伊坂節(倉敷駅ビル店/20代女性)
    ・イッキ読み間違いなしの一冊。弱きモノの優しさに痺れます。(明林堂書店 神宮店/20代男性)

     

    もしも徳川家康が総理大臣になったら(眞邊明人)

    もしも徳川家康が総理大臣になったら
    著者:眞邊明人
    発売日:2021年03月
    発行所:サンマーク出版
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784763138804

    内閣全員、英雄――。
    コロナを収束させ、信頼を取り戻せ!

    2020年。
    新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。あろうことか総理が感染し、死亡する。国民は政府を何も信頼しなくなり、日本はかつてないほどの混乱の極みに陥った。そこで政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる計画を実行する。

    AIにより総理大臣に選ばれたのは、江戸幕府の創始者である徳川家康。
    経済産業大臣には織田信長、財務大臣に豊臣秀吉、厚生労働大臣に徳川綱吉、総務大臣に北条政子、外務大臣に足利義満など錚々そうそうたるメンバーの中で、皮肉にも総理大臣の補佐役である官房長官に選ばれたのは、江戸幕府を終わらせた男・坂本龍馬だった。

    そんな歴史に名を刻む面々で組閣された最強内閣は、迅速な意思決定で、東京ロックダウン、50万円給付金、リモート国会、令和版楽市楽座、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくが……。

    時代を超えたオールスターは未曾有の危機にどう立ち向かうのか!?
    そして、ミッションを果たした先に待ち受けていたものとは……!?

    (サンマーク出版公式サイトより)

    ◆宮脇書店員のコメント
    ・過去の偉人は、はたして現代でも偉人となり得るのか(原尾島店/10代男性)
    ・豪華な顔ぶれ!偉人たちによる政!!日本の行く末は?!(東かがわ店/30代女性)

     

    老いの福袋(樋口恵子)

    老いの福袋
    著者:樋口恵子(評論家)
    発売日:2021年04月
    発行所:中央公論新社
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784120054280

    老年よ、大志とサイフを抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から介護、終活問題まで、人生100年時代を照らす「知恵とユーモア」がつまったエッセイ

    (中央公論新社公式サイトより)

    ◆宮脇書店員のコメント
    ・「老いること」がマイナスではなくプラスに考えられるようになる(本店/30代女性)
    ・くすっと笑える! 88歳 樋口さんの日常大冒険ばなし(新太田店/50代女性)
    ・あーよかった。歳をとるってのは、こんなにも楽しいものなのか!(韮崎店/30代男性)
    ・「ころばぬ先の杖」老いの中にある福を探す本です。(刈谷店/40代女性)

     

    宮脇書店公式ホームページ
    http://www.miyawakishoten.com/




     

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