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2020年12月に埼玉県上尾市の「イオンモール上尾」にオープンした未来屋書店上尾店。
「Park of Tables」と名付けられた書店・ペットショップ・カーディーラーの共同スペースの一角にあり、企画や空間をシェアすることで、「出会う」楽しみと、それを「深める」喜びを提供する、新たなスタイルの書店となっています。
未来屋書店上尾店では、地元の中学生のおすすめ本を生徒自作のPOPと合わせて展開したり、地元のバレーボールチームや企業とコラボしたりと、地域と密着した取り組みを行っていることも特徴です。
フェアにも力を入れており、イオンモール内のテナントがおすすめする本など、書店の中だけにとどまらない企画を実施してきました。
7月中旬からは出版取次の日本出版販売株式会社と合同で「もう一人のスペシャリスト」フェアを開催しています。
読者の皆様は、書店に並べられている本が、どのような経路で運ばれてくるか、ご存知でしょうか。
大まかにいうと、出版社→出版取次→書店というルートをたどっています。
出版取次という存在は一般的にはあまり知られていませんが、出版社から本を仕入れて書店やコンビニエンスストアなどの小売店へ届ける、いわゆる“本の商社”です。
書店員ではないけれど、日々たくさんの本に触れている出版取次の社員が選ぶ“人生で一番面白かった本”を集めたのが、この「もう一人のスペシャリスト」フェアです。
文芸作品からノンフィクション、コミックや児童文学など、幅広いジャンルの本が集まっていて、それぞれのおすすめコメントも読みごたえがある内容になっています。
フェア展開されている商品の一部を、コメントと一緒にご紹介いたします。
ブラッド・ピット、エドワード・ノートンが共演した映画「ファイト・クラブ」の原作小説で、主人公の「ぼく」と、正反対の性格をもつタイラーの物語です。
慢性不眠症に悩む「ぼく」は、力こそがすべての「ファイト・クラブ」で殴り合うことで命の痛みを確かめるようになります。
言葉にできない苛立ちを解き放ちたい人におすすめの1冊です。
コメント
本は人生を変えるか? という質問には、何も言わずこの本を突き返そう。読んでいる間、ずっと口に銃口を突っ込まれている気分。男性性について鋭く問いかけられる。
英国の「元底辺中学校」に通う息子の日常を、母であるブレイディみかこさんが記したノンフィクション作品です。人種差別やジェンダー、貧富の差やアイデンティティに悩みながら、世界の縮図のような日常を、悩み、乗り越えていきます。
ここ何年かで一番のお気に入り! 境遇も、年齢も全く違うのに筆者の日常にめちゃくちゃ感情移入してしまう。読了後は自分の悩みが解決したかの様なスッキリ感があります!
シカゴに生まれ育った作者・ダイベックが、ユーモアと愛惜をこめてこの古い湖岸の街・シカゴの人間模様を描き出しています。七つの短篇と七つの掌篇で構成されています。
風の街シカゴに生きる人々の、乾いた孤独、ユーモア、愛……。読後、胸になぜか優しさのようなものが残る。柴田元幸が今まで訳した中でいちばん好きな本。
そのほかにも、たくさんのおすすめ本が展開されているので、ぜひ店頭でお確かめください。
※フェアは予告なく終了する場合がございます。あらかじめご了承ください。
店名:未来屋書店上尾店
所在地:埼玉県上尾市愛宕3丁目8−1 イオンモール上尾 1F
Tel:048-783-4891
営業時間:10:00~21:00 ※新型コロナウイルス感染症の影響により、変動する可能性あり
未来屋書店公式ページ:https://www.miraiyashoten.co.jp
未来屋書店上尾店公式Twitterでも、フェア情報などを発信しています。
https://twitter.com/ms_ageo