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  • NPO本の学校が「個人ではじめるための書店開業テキスト」を無償公開

    2021年04月02日
    本屋を歩く
    ほんのひきだし編集部
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    認定NPO法人本の学校(理事長:星野渉、所在地:鳥取県米子市)が、3月31日(水)より、個人を対象に「個人ではじめるための書店開業テキスト」を無償公開しています(PDF形式)。

    「本の学校」は、1995年1月、㈱今井書店の3代目・今井兼文さんの遺志によって、「書店業における職業訓練の学校」を作る目的で設立。店舗運営や講座開設などの事業を行ない、2012年にNPOとして独立。現在は山陰・東京の2拠点体制で、本との出会いを創り、育てるために、出版関係者向けのセミナーやシンポジウムの運営、地域読書推進活動などを行なっています。

    「個人ではじめるための書店開業テキスト」には、「1,000万円の資金で30坪程度の新刊書店を開業する」ために必要な情報、ノウハウ、経験者インタビューなどを掲載。全5章・200ページの構成で、PDFは同法人Webサイトより無償でダウンロードできます。今後、このテキストによる講座を開くことも計画しているとのことです。

    本書の狙い(「はじめに」より抜粋)
    NPO法人本の学校は、マイスター制度のあるドイツの書籍業学校をモデルにスタートし、これまでさまざまな研修やセミナーを開催してきました。書店や図書館、出版社などで働く人々が集う場として活動を続けていますが、すでに働いている人だけでなく、新しく本屋をはじめたい人の手がかりになるようなものが必要ではないか、という思いから、このテキストを編みました。

    書店の減少が報じられるいっぽうで、新しい発想や店構えによるユニークな「本屋」が話題になっています。出版や読者をめぐる環境が大きく変わるなか、地域の図書館や商店と連携したり、自主的な読書会を開いたりする店も増えてきました。そして、その多くが地道な手さぐりでそれぞれの「本屋」を続けています。大型店も必要ですが、小さくても個人で継続できる本屋の未来がもっとあってもいいはずです。

    私たちは、さまざまな本屋にインタビューを行いました。自力で小さな店を構えた人、異業種から本屋に参入した人、親から受け継いだ店を思いきってリニューアルした人、個人の店どうしでシステムなどを共同開発している人、地元の人に支持されながらも閉店を決断した人など、経歴は多様です。このテキストでは、書店経営や出版業界の基本的なことがらはもちろん、そうした人たちの実践によるアドバイスを活かして、わかりやすく解説することをめざしました。

    このテキストでは、「1000 万円の資金で30 坪程度の実店舗」をモデルとしていますが、店舗の有無などはケースバイケースですし、ここに書かれている通りのことをすべてやる必要はもちろんありません。自分のプランを実現するにはどのような手順が必要なのか、収支はどのぐらいを見ておけばいいのか。そうしたことをシミュレーションするためのテキストとして、あるいは別のプランを加えるときのヒントやてびきとして、ご活用ください。

    〈主な構成〉
    第1章 本屋をはじめるにあたって
    なぜ本屋なのか?/さまざまな本屋/どんな本屋にするか?
    第2章 出版産業のしくみと現状
    出版産業のしくみ/本屋を取り巻く現状/本が読者に届くまで/書籍・雑誌の基礎知識
    第3章 本屋をつくる
    事業計画と資金計画/扱う商品を決める/仕入れ先を決める/古書を扱うには/立地と物件を決める/店のレイアウトを考える/オープンまでに準備すること/必要な資格・押さえておきたい法律・税金
    第4章 本屋をつづける
    日々の業務/新刊情報の見つけ方/棚のつくり方/外商/イベントの活かし方/人を雇う・育てる
    第5章 本屋を経営する
    見るべき指標/ほかの書店との連携/改装やリニューアル/出店・閉店の目安/地域に根ざした書店とは

    〉DLはこちら(「本の学校」Webサイト:PDFファイルサイズ3.2MB)
    http://www.honnogakko.or.jp/archives/1452

    ©NPO honnnogakko 2020
    ※このテキストはクリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 – 継承 4.0国際ライセンスの下に提供されています

     

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