• fluct

  • [連載]御書印帖とめぐる日本の本屋:vol.16 HMV&BOOKS OKINAWA(沖縄県浦添市)

    2021年01月28日
    本屋を歩く
    ほんのひきだし編集部
    Pocket

    お参りの“証”として、訪れた神社・寺の名前、ご本尊の名前、お参りした日付などを墨で書き入れていただく「御朱印帳」。これをもじった、人と書店を結ぶ「御書印帖」というものがあるのをご存じでしょうか?

    御書印帖には、訪れた日付、書店員が選んだ本のタイトルや一節が記入され、最後に、書店ごとのオリジナル印が捺されます。

    この連載「御書印帖とめぐる日本の本屋」では、旅行記のように、津々浦々の“御書印店”を紹介していきます。初めての土地・書店を訪れるワクワク感、書店員さんとの交流をお楽しみください。

    「御書印」とは?
    御書印帖を持参すると、訪れた日付、書店員が選んだ本のタイトルや一節が記入され、最後に、書店ごとのオリジナル印が捺されます。
    御書印をもらう際に渡す200円ほどの「御書印代」は、その書店のサポートになります。
    市販の御朱印帳でも参加できますが、参加書店では「御書印帖」を数量限定で無料配布中。また、それとは別バージョンの「特装版 御書印帖」が、参加書店にて発売中です(一部店舗を除く)。

    ※全国の御書印参加書店はこちら 》「御書印プロジェクト」公式note

     

    今回訪れる書店

    HMV&BOOKS OKINAWA
    ・2019年開店
    ・所在地:〒901-2123 沖縄県浦添市西洲3-1-1 サンエー浦添西海岸PARCO CITY 3F
    ・営業時間:10:00~22:00
    ・御書印受付時間 11:00~19:00
    ・電話番号:098-943-0540

     

    書籍担当・中目太郎さんに聞きました!

    ―― まずは中目さんについて教えてください。書店員歴はどれくらいですか?

    10年ほどです。もともと小説をよく読んでいて、本が好きだったため書店の募集を見て決めました。

    ―― 続いて、お店について伺います。地図を見てびっくりしました。沖縄の海が、すぐ目の前にあるんですね。

    浦添市は那覇市の北隣に位置しており、那覇空港から車で20分ほどの距離にあります。当店があるサンエーPARCO CITYは、2019年にオープンしました。西海岸の海に面したショッピングモールで、青のグラデーションが美しいイノー(サンゴ礁の浅瀬)の海が目の前に広がっています。本当にきれいな海で、びっくりしますよ!

    当店は書籍・雑誌を中心に、CDやDVDなどの音楽・映像ソフトを販売しているほか、各種グッズが並ぶPOP UPショップも設置しています。また店内には、映画の歴史を知ることができるコーナーも併設しています。

    こういった多角的なエンタメ商材の提案展開によって、お客様に新たなエンタメとの“出会い”や“発見”を提供し、日々動きのある新たな「情報発信地」を目指しています!

    ―― お店には普段どんなお客様がいらっしゃいますか?

    ご家族連れや、中高生のお客様が多くいらっしゃいます。当店は児童書コーナーを広くとっていて、お子さまと一緒にじっくり本を選べるのがポイントです。また、同じフロアに映画館(ユナイテッド・シネマ)があるため、映画を観たついでに当店へ立ち寄る方もおられます。

    「県産本」と呼ばれる、主に沖縄県内でのみ流通している本を大きく取り扱っているのも特徴です。特に、2020年8月24日に発表された「第2回この沖縄本がスゴい!」に選ばれた『絵でみる御願365日』(むぎ社)は、お客様から非常に大きな反響をいただきました。私自身も、沖縄本の深い世界をもっと知りたくなりましたね。

    ―― 御書印はハイビスカスなんですね。書き添えてある一節は、どういう経緯で選ばれたんですか?

    「沖縄よどこへ行く」というこの詩は、山之口貘という沖縄の詩人のものです。この詩は、沖縄がアメリカ占領地下にあった時代に作られました。かつて琉球王国は中国や日本などの交易地として栄え、そして日本に併合され、戦後はアメリカの占領地となりました。その行く末を案じたともとれる詩ですが、この言葉は、いま現在の沖縄においても常に同じ問いかけを続けていると感じています。それで、詩からとった一節を御書印の文言としました。

    ―― 見返すたびに、お店を訪れた思い出だけでなく、沖縄そのものに思いを寄せることのできる御書印ですね。逆に、中目さんが行ってみたい書店はありますか?

    名古屋の七五書店さんは、憧れがあり、一度は行ってみたいと思っています。また、砂川さんに長い間お会いしていないので、奈良のとほんさんにも伺いたいですね。

    ―― それでは最後に、いま記事をご覧の皆さんへ向けてメッセージをお願いします!

    沖縄は、歴史や文化など、どれをとっても沖縄特有のものを感じられ、驚かされることばかりです。私は沖縄の海を見て、「筆舌に尽くしがたいとはこのことか」と感じ入りました。ぜひ一度足を運んでいただきたい場所です。


    HMV&BOOKS OKINAWAの御書印をゲット! 次の書店もお楽しみに。




    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る