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お参りの“証”として、訪れた神社・寺の名前、ご本尊の名前、お参りした日付などを墨で書き入れていただく「御朱印帳」。これをもじった、人と書店を結ぶ「御書印帖」というものがあるのをご存じでしょうか?
御書印帖には、訪れた日付、書店員が選んだ本のタイトルや一節が記入され、最後に、書店ごとのオリジナル印が捺されます。
この連載「御書印帖とめぐる日本の本屋」では、旅行記のように、津々浦々の“御書印店”を紹介していきます。初めての土地・書店を訪れるワクワク感、書店員さんとの交流をお楽しみください。
今回訪れるのは、新潟県の離島、佐渡島にある書店です。
「御書印」とは?
御書印帖を持参すると、訪れた日付、書店員が選んだ本のタイトルや一節が記入され、最後に、書店ごとのオリジナル印が捺されます。
御書印をもらう際に渡す200円ほどの「御書印代」は、その書店のサポートになります。
市販の御朱印帳でも参加できますが、参加書店では「御書印帖」を数量限定で無料配布中。また、それとは別バージョンの「特装版 御書印帖」が、参加書店にて発売中です(一部店舗を除く)。
※全国の御書印参加書店はこちら 》「御書印プロジェクト」公式note
佐渡の本屋さん 石川書店
・1918年創業
・所在地:〒952-0011 新潟県佐渡市両津夷282
・営業時間 9:00~19:30(定休日:元日、不定休)
・御書印受付時間:9:00~19:00
・電話番号:0259-27-2378
―― まずはご当地自慢をどうぞ!
佐渡の本屋さん 石川書店のある佐渡島は、四季の豊かな自然や歴史・伝統文化がとても魅力的なところです。大自然の中でのアクティビティや、歴史を探訪する旅、名所旧跡を巡る人たちなど観光のお客さまでにぎわいます。
お店は新潟港からカーフェリーで2時間30分、到着した両津港から徒歩約10分の、商店街の中ほどにあります。
―― 石川書店も、大正から続く歴史のあるお店ですね。
とはいえ、いたって普通の書店だと思っています。1918年に開業し、1962年に現在地に移転。1985年と1997年に増床し、現在に至ります。
私は今年で書店員歴38年になります。書店を経営するための、実地研修のつもりで入社したのが始まりです。
―― 普段はどんなお客様がいらっしゃいますか?
普段は、近所の年配のお客さんが多いです。若い人が少なくなったので、よけいにそう感じます。年配の人は、買い物ついでに話し込んでいくことが多いですね。
今年は時節柄、観光の人が少ないですが、佐渡島外からいらっしゃったお客様と話してみると、いろんな考え方があるのだと感じます。佐渡島外からの視点はとても大切です。
―― 逆に、石川さんが行ってみたい書店はどこですか?
初めて書店員として勤めた書店です。3年間いました。残念ながら今はなくなっているのですが、せめて跡地を巡礼したいと思います。
―― 御書印の由来を教えてください。
佐渡島にあるので、御書印は、佐渡の地図にお店のある場所を本のカタチで表してみました。
――「ここへ行ってきた」という記憶と結びつく、素敵な御書印ですね。最後に、これから石川書店を訪れる方へメッセージをお願いします!
佐渡にご来島の際にはぜひお立ち寄りください。
また、新潟付近までおいでの際には、思い切って佐渡へ足をのばされることをおすすめします。佐渡ならではの時間を楽しんでいただけると確信しています。
佐渡の本屋さん 石川書店の御書印をゲット! 次の書店もお楽しみに。