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“入場料のある本屋”“本と出会うための本屋”として話題の「文喫」が、「本と過ごすためのビール」を作るクラウドファンディングを「Makuake」でスタートさせました。
今回のプロジェクトで文喫がタッグを組んだのは、クラフトビールブランドの「TRYPEAKS(トライピークス)」。「採算度外視で新しい味を探求する」「人の挑戦を応援し繋ぐ」というコンセプトを持ち、立ち上げのためのクラウドファンディングで、ビールカテゴリ史上最大の資金調達に成功したこともあるブランドです。
日常を離れて、知らなかった本に手を伸ばす。
本をきっかけに、誰かと話をする。
誰かの新しい一面、自分の新しい一面を見出す。
新しくつながっていく。
“読書のための空間”と“文脈のある棚作り”で本との出会いを誘発してきた文喫が、「本と過ごすためのビール」を作ることで、読書体験をさらに拡張させていきます。
クラウドファンディングの期間は3月2日(月)から5月4日(月)18時までで、ビールの完成は5月下旬予定。
リターンには「プロジェクトメンバーと味を決める会議に参加する」「完成記念レセプションへの招待」「完成したビールのセットを受け取る」といったビールにまつわるもののほか、「文喫の選書サービスを体験」「自分の選んだ本が文喫に並ぶ選書ワークショップ」「平日利用し放題の『文喫定期券』割引」などさまざまな内容が用意されています。
プロジェクトメンバー りょかちさんより
お酒を飲みながらの読書は、血流が良くなるからだろうか、「いつもよりアグレッシブな冒険」のようだと、私は思う。
感性が活性化されて、どんどん先が読みたくなる。なんでもない一文に感情がぐらぐらと湧き上がってきたり、物語の中の誰かの一言に大胆な感情をいだいたりする。時には、先を急ぎたくて数文字読み飛ばしてしまったりする。足が速くなったように、文字の上を気持ちが駆け抜ける。
さらに、感動的な場面が出てきたならば、誰かに共有したくなることもあるだろう。お酒を飲んだら大切な誰かやいつかの宝物のような日を思い出すのはなぜだろう。本を片手にお酒を飲めば、本の中の一文がくれる情報に力を借りて、もっと遠く、もっと鮮明に、思いを馳せることができる。
お酒は人を“おしゃべり”にさせるのも特徴だ。時には自分でも思いも寄らない本音やアイデアが浮かんできたり、いつもは話さない話題を、いつもは話さない人と話せたりする。
お酒を片手に、選んだ本はいつもと違うものになるはずだ。
お酒を飲んだ自分と本の対話は、いつもと違うものになるはずだ。
お酒を片手に本を選んだ人との会話は、いつもと違うものになるはずなのである。まさに、お酒は「文喫」の中で得られる“自分”と“他者”との出会いを加速させるアイテムなのかもしれない。
本とビールを文喫で楽しむ。
それは、「新しい読書体験」、「新しい読者」との出会いになるだろう。一方でこれは紛れもなく、読書体験を拡張してきた文喫の歴史の延長線上にある挑戦なのだ。
本との出会いをよりやわらかく、多様にするビール。
本を読む体験に寄り添うビール。
本の性質をemphasizeするビール。本とビールを“使って”、いつもの「自分」からはみ出す体験を楽しんで欲しい。そんな思いでこのプロジェクトは考えられている。
そして、この「新しい読者像」を実際に読書を愛する人達と一緒に考えたいからこそ、このプロジェクトはある。
「読書体験を深め、広げるビールとはどんな味であるべきか?」
「どんな感動があるべきか?」
「お気に入りの本の隣に置くならば、どんな見た目が好ましいか?」いつか、愛読書片手に手に取るビールが、自分がかかわりをもって作られたものだったならばどんなに嬉しいだろう。
どんなビールができあがるのか。その未知数な可能性を、本を愛する人達と“探り当てていく”試みがはじまろうとしている。それこそ、お気に入りの1冊を探り当てるときのように。
★「本と過ごすためのビール」クラウドファンディングページはこちら★
文喫 六本木
〒106-0032 東京都港区六本木 6-1-20 六本木電気ビル 1F
営業時間 9:00~22:00(L.O. 21:30)/不定休
bunkitsu.jp
株式会社トライピークス
代表者 山口公大/2019年1月設立
ec.trypeaks.com/