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日本文学振興会は1月19日、第154回芥川賞・直木賞の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞に滝口悠生さん「死んでいない者」(「文學界」12月号掲載)と本谷有希子さん「異類婚姻譚」(「群像」11月号掲載)、直木三十五賞に青山文平さん『つまをめとらば』(文藝春秋)をそれぞれ選出しました。滝口悠生さんと青山文平さんは2度目、本谷有希子さんは4度目のノミネートを経ての受賞となります。
なお芥川賞受賞作は「文藝春秋」3月号(2月10日発売)に全文と選評が、直木賞受賞作は「オール讀物」3月号(2月22日発売)に作品の一部と選評が掲載されます。
1982年東京都生まれ、埼玉県育ち。2011年「楽器」で第43回新潮新人賞を受賞しデビュー。2015年『愛と人生』で第37回野間文芸新人賞を受賞。前回(第153回)芥川賞でも「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」がノミネートされた。
〈主な作品〉
1979年石川県生まれ。2000年より「劇団、本谷有希子」を主催し作・演出を手掛ける。小説作品においては2001年に『ぬるい毒』で第33回野間文芸新人賞を受賞したほか、2013年『嵐のピクニック』で第7回大江健三郎賞、2014年『自分を好きになる方法』で第27回三島由紀夫賞を受賞した。
〈主な作品〉
1948年神奈川県横浜市出身。早稲田大学第一政治経済学部卒業。経済関係の出版社に18年勤務したのち、1992年よりフリーライター。同年『俺たちの水晶宮』で第18回中央公論新人賞を受賞したが、約10年で創作活動を修了。2011年に創作を再開し、初めての時代小説「白樫の樹の下で」で第18回松本清張章を受賞し、同年に本作品を収録した『白樫の樹の下で』でデビューした。
〈主な作品〉
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〈候補作すべてを見るにはこちらから〉
芥川龍之介賞:http://hon-hikidashi.jp/more/7528/
直木三十五賞:http://hon-hikidashi.jp/more/7526/