• 2018年6月:店頭売上前年比調査【日販調べ】

    2018年07月09日
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    ほんのひきだし編集部
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    日販の「店頭売上前年比調査(6月期)」が発表されました。

    これは当年・前年ともに売上データが取得できている店舗を集計対象としたもの。6月は1,976店のデータをもとに作成されています(5月は1,991店)。

    6月は『ONE PIECE』第89巻の発売や『SLAM DUNK』新装再編版の刊行スタートがあり、コミックが2016年5月以来2年1か月ぶりに月間で前年を上回りました。

    しかし学習参考書ジャンル(83.3%)や、前年『君の膵臓をたべたい』が売上を牽引していた文庫ジャンル(91.4%)の影響をカバーできず、全体の合計は前年に届かない結果となりました。

    なお『SLAM DUNK』新装再編版は、全20巻が9月まで、4か月にわたって連続刊行される予定です。

     

    ジャンル別 前年比・構成比

    続いて、ジャンル別の調査結果を細かく見ていきます。

     

    雑誌

    5月期、週刊誌が久しぶりに100%超えを記録しましたが、6月は今一歩及ばない結果となりました。定期誌では「GLOW」が大躍進。毎年恒例の人気付録「DEAN&DELUCA保冷バッグ」が大きく貢献したようです。

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    また前月に引き続き、「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」「エアファイターコレクション」も人気。ムックでは6月27日(水)に発売されたばかりの「星野源 音楽の話をしよう」が好調で、今後どこまで売上を伸ばすかが楽しみです。

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    書籍

    前年に『うんこ漢字ドリル』『君の膵臓をたべたい』の大きな売上があったため、全体では前年未達となりました。しかしジャンルごとに見てみると、好調な分野が目立ちます。

    最も大きな伸びを記録したのは文芸書。『新・人間革命』が大きく牽引しています。

    そして前月も好調だったビジネス書ジャンルでは、「王様のブランチ」(TBSテレビ)で紹介された『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』が大ブレイクし、数字を伸ばしました。『10年後の仕事図鑑』も引き続き好調に動いています。

    児童書では、『ざんねんないきもの事典』のシリーズ最新刊が発売。これに牽引されて1作目、2作目の売れ行きが復調しており、こちらも100%超えとなりました。

    実用書は、残念ながら前年超えとはなりませんでしたが、スポーツジャンルのみを切り取ってみるとW杯の影響が見えてきます(前年比110%)。関連書の発売はこれから。今後期待がもてるジャンルです。

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    コミック

    コミックは106.5%と、久しぶりに前年超え。『ONE PIECE』第89巻が牽引したほか、第6巻まで一挙に発売された『SLAM DUNK 新装再編版』が大きく影響しました。『SLAM DUNK』は今月も新刊が発売されるため、しばらくこの好調が継続しそうです。

    そして各方面から関心が高いのが、漫画村の閉鎖影響。どういった形で出てくるのか、今後も注意深く見守っていきたいと思います。

    ***

    7月は話題の写真集が続々発売されるほか、『下町ロケット』シリーズが文芸単行本・文庫それぞれで登場します。これらの売れ行きに期待したいところです。

     

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