• 今年4月までに売れていた小説はこれだ!大型連休に読む一冊を見つけよう

    2016年04月29日
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    仕入窓口のさっかー小僧(日販 仕入部)
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    いよいよ4月29日からゴールデンウィーク期間に突入しますね。今年は2日・6日に休みを取れば、夢の10連休を実現することもできます。大型連休は、「読もうかな」と思ってそのままになっていた本を読む絶好のチャンス。そこで今回は、今年1月から4月までに売れた小説を、ランキング形式でご紹介します(※単行本のみ)。

     

    今年4月までに売れた小説は……?

    それでは、さっそくランキングを見てみましょう。今年1月から4月までに売れた小説のトップ10は、このようになっています。

    順位 タイトル
    1 君の膵臓をたべたい (住野よる/双葉社)
    2 羊と鋼の森 (宮下奈都/文藝春秋)
    3 火花 (又吉直樹/文藝春秋)
    4 また、同じ夢を見ていた (住野よる/双葉社)
    5 業物語 (西尾維新/講談社)
    6 カエルの楽園 (百田尚樹/新潮社)
    7 人魚の眠る家 (東野圭吾/幻冬舎)
    8 コ-ヒ-が冷めないうちに (川口俊和/サンマーク出版)
    9 お伊勢まいり (平岩弓枝/文藝春秋)
    10 つまをめとらば (青山文平/文藝春秋)

     

    第1位は「キミスイ」、第2位は本屋大賞『羊と鋼の森』

    今回のランキングでは、第1位に『君の膵臓をたべたい』(住野よる/双葉社)、第2位に『羊と鋼の森』(宮下奈都/文藝春秋)と、「本屋大賞2016」大賞・第2位の作品が順位を逆にしてランクインしました。

    君の膵臓をたべたい
    著者:住野よる
    発売日:2015年06月
    発行所:双葉社
    価格:1,512円(税込)
    ISBNコード:9784575239058
    羊と鋼の森
    著者:宮下奈都
    発売日:2015年09月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,620円(税込)
    ISBNコード:9784163902944

    “本屋さんが選んだ一番売りたい本”として本を売る現場から生まれた「本屋大賞」。今年の本屋大賞には10作品がノミネートされ、ピアノ調律師の葛藤と成長を温かい文章で綴った宮下奈都さんの『羊と鋼の森』(文藝春秋)が大賞を受賞しました。「文藝春秋BOOKS」で立ち読みできますので、気になっている方はまずそちらを読んでみてください。

    〉文藝春秋BOOKS『羊と鋼の森』
    http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163902944

    今回のランキングで第1位を獲得した住野よるさんのデビュー作『君の膵臓をたべたい』は、2015年6月に刊行され全国で「キミスイ」ブームを巻き起こした一冊。第2作『また、同じ夢を見ていた』も第4位にランクインしています。

    ▼「ほんのひきだし」単独インタビューもぜひご覧ください!

    「キミスイ」「また夢」の住野よるさんってどんな人?本人に直接聞いてみた〈単独インタビュー〉

    〈本屋大賞ノミネート10作品の紹介はこちら!〉
    ▶ これまでの売れ方から読み解く「本屋大賞」2016!プチ解説付き

     

    第3位は説明不要の大ヒット作『火花』

    火花
    著者:又吉直樹
    発売日:2015年03月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,296円(税込)
    ISBNコード:9784163902302

    第3位には第153回芥川賞受賞作、又吉直樹さんの『火花』(文藝春秋)がランクイン。2015年の年間ベストセラーで堂々の第1位に輝いた本作ですが、まだまだ売れているようです。同じく第153回芥川賞を受賞した『スクラップ・アンド・ビルド』も、「火花じゃない方」と言われながら今回のランキングでは第17位を獲得しています。

    スクラップ・アンド・ビルド
    著者:羽田圭介
    発売日:2015年08月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,296円(税込)
    ISBNコード:9784163903408

     

    第154回直木賞受賞作は第10位!

    つまをめとらば
    著者:青山文平
    発売日:2015年07月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,620円(税込)
    ISBNコード:9784163902920

    第10位は第154回直木賞を受賞した青木文平さんの『つまをめとらば』(文藝春秋)。青木文平さんは経済関係の出版社に18年勤務したのち1992年よりフリーライターとなり、同年『俺たちの水晶宮』で第18回中央公論新人賞を受賞するも、約10年で創作活動を終了。2011年に創作を再開し、初めての時代小説「白樫の樹の下で」で第18回松本清張章を受賞、同年に本作品を収録した『白樫の樹の下で』でデビューした方です。本作『つまをめとらば』は、派手なチャンバラシーンはありませんが、男の滑稽さや女の強さ、夫婦の妙などが描かれた骨太な時代小説となっています。

    なお惜しくもトップ10入りは逃しましたが、第11位には同時期に第154回芥川賞を受賞した本谷有希子さんの『異類婚姻譚』(講談社)がランクインしています。

    ***

    いかがでしたか? 「文学賞受賞作はひととおり押さえたから、“今”まさに売れている本を知りたい」という方は、週間総合ランキングや4月の月間ランキングも参考にしてみてくださいね。それでは、よい連休を!

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