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アニメ化効果は最大6.5倍!2016年冬アニメの原作コミック売上ランキングベスト5

2016年02月26日
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芝原 克也(日販 販売企画G)
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2016年の冬アニメが1月よりスタート!

2016年の1月から、2016年冬クールのアニメがスタートしています。これまでと同様、冬アニメにおいても漫画が原作のアニメが豊作で、20タイトルを超える作品が放送中です。

過去の記事にもある通り、原作コミックはアニメ放送開始のタイミングで売上が大きく跳ね上がります。アニメ自体の人気が高いタイトルは、原作の売上も大きく跳ねるので、原作コミックの売上はアニメ人気のバロメーターと言うことができます。

※参照記事はこちら
放送開始後、売上は最大5倍!2015春アニメ原作コミック売上ベスト5!
アニメ化効果は最大26.5倍!2015年夏アニメの原作コミック売上ランキングベスト5
1位は強すぎるあの作品! 2015年秋アニメ 原作コミック売上ランキングベスト5

前クールの原作コミックでは『ワンパンマン』が大ヒットがしましたが、2016年冬アニメの原作コミックではどの作品が売れているのでしょうか? これまでと同様に単行本第1巻の、アニメ放送開始月(1月)の売上を調査し、アニメ放送前(12月)と比較してみました(2期以降のタイトルは除く)。上位5作品をランキング形式で紹介しますので、ご覧ください。

 

第1位:『僕だけがいない街』(三部けい/KADOKAWA)

僕だけがいない街 1
著者:三部けい
発売日:2013年01月
発行所:角川書店
価格:605円(税込)
ISBNコード:9784041205570

第1位はタイムリープ×サスペンス漫画『僕だけがいない街』となりました! 事件・事故のタイミングで自分だけ時間が巻き戻る「再上映(リバイバル)」という不思議な能力を持った青年・藤沼悟が、忘れかけていた自らの過去に対峙し、小学生誘拐連続殺人事件の真相に迫るというストーリーの作品です。

アニメ放送前(12月)と比べると、1月の第1巻の売上は6.5倍に伸びております! 『僕だけがいない街』は2014年、2015年に続き「マンガ大賞2016」にもノミネートしており、もともと漫画好きの間で高く評価されていた作品でした。しかしフジテレビの人気アニメ枠「ノイタミナ」での放送、土屋太鳳さんや満島真之介さんといった人気俳優の起用などによって、読者層が一気に拡大しています。

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なお『僕だけがいない街』は藤原竜也さん・有村架純さん主演で実写映画化も決定しており、公開を3月19日(土)に控えております。さらに先日、3月4日発売の「ヤングエース4月号」(KADOKAWA)にて最終回を迎えることも告知されました。しばらく『僕だけがいない街』人気は続きそうです。

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http://hon-hikidashi.jp/enjoy/8004/

 

第2位:『だがしかし』(コトヤマ/小学館)

だがしかし 1
著者:コトヤマ
発売日:2014年09月
発行所:小学館
価格:463円(税込)
ISBNコード:9784091251251

第2位は、実在の懐かしい駄菓子が多数登場する、美少女×駄菓子がテーマのギャグ漫画『だがしかし』です。アニメ放送前に比べると、1月は第1巻の売上が2.1倍に伸びております。

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「2.1倍」というと伸びが弱い印象を受けるかもしれませんが、上のグラフから分かるように『だがしかし』は放送前から売上が伸びています。これは『だがしかし』の最新4巻が12月に発売されたためです。第4巻発売前の11月と1月を比較すると、売上は4倍以上になっています。

アニメ「だがしかし」では、大手お菓子メーカーのお嬢様で駄菓子マニアなハイテンション美少女「枝垂ほたる」と、主人公・ココノツの幼馴染み「遠藤サヤ(サヤ師!)」の人気が急上昇しています。放送初期の数回はオープニングとエンディングの映像が未完成だったこともあって少し進行が心配でしたが、現在はとってもキュートな映像が完成しております。

漫画『だがしかし』はコトヤマさんの絵が非常に上手く、そしてエロいです。アニメが気に入った方は、ぜひ原作も読んでみてください。

だがしかし公式ファンブックほたるさんと遊ぼう!
著者:コトヤマ
発売日:2016年01月
発行所:小学館
価格:850円(税込)
ISBNコード:9784091268303

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http://hon-hikidashi.jp/enjoy/8000/

 

第3位:『亜人』(桜井画門/講談社)

亜人 1
著者:桜井画門 三浦追儺
発売日:2013年03月
発行所:講談社
価格:637円(税込)
ISBNコード:9784063878684

第3位はバトル・サバイブ・サスペンス漫画『亜人』です。決して死なない新種の人類〈亜人〉に認定され、全人類から追われることになった高校生・永井圭の逃亡劇を描いた作品で、アニメ放送前(12月)に比べると、1月は第1巻の売上が1.5倍に伸びております。

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こちらも伸びが少ないように見えますが、『亜人』はTVアニメの放送に先駆けて、2015年11月27日より劇場版アニメ第1部「亜人-衝動-」が公開されています(全3部作)。そのため11月から売上が跳ねており、映画公開前の10月と1月を比べると売上は4倍以上になっています。

アニメ「亜人」では今後、主人公・永井圭のクズっぷりがどんどん発揮され、ゾクゾクする展開になっていきます。まだ見てない方は、漫画を読んで追いついてくださいね。

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http://hon-hikidashi.jp/enjoy/7983/

 

第4位:『ディメンションW』(岩原裕二/講談社)

ディメンションW 1
著者:岩原裕二
発売日:2012年04月
発行所:スクウェア・エニックス
価格:617円(税込)
ISBNコード:9784757535756

無尽蔵の新エネルギーを引き出せる発明品「コイル」の真実を、腕利き“回収屋”のマブチ・キョーマと、アンドロイドの少女・ミラが追う近未来SF漫画『ディメンションW』が第4位です。アニメ放送前の12月に比べ、1月の売上は4.9倍と躍進しております。

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SF作品は取っつきにくい印象があるのか、通常は読者が固定されて、なかなか広まらない傾向があります。しかし今回の『ディメンションW』に関しては、アニメのクールでスタイリッシュな映像が受け、放送直後から一気に売上を伸ばしました。尻尾がキュートなロボっ娘・ミラの人気も、売上に貢献していると思われます。

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http://hon-hikidashi.jp/enjoy/8042/

 

第5位:『昭和元禄落語心中』(雲田はるこ/講談社)

昭和元禄落語心中 1
著者:雲田はるこ
発売日:2011年07月
発行所:講談社
価格:607円(税込)
ISBNコード:9784063805147

第5位は、昭和の落語界を描いた本格落語漫画『昭和元禄落語心中』となりました。アニメ放送前(12月)に比べると、1月は第1巻の売上が4.2倍に伸びております。

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1時間拡大スペシャルで放送されたアニメ「昭和元禄落語心中」の初回〈与太郎放浪篇〉は、劇中で落語「出来心」がまるまる演じられるなど、スタッフとキャストの「本気で落語を描こう」という覚悟が感じられる圧巻の内容でした。上のグラフを見ても、初回放送後に大きく売上が跳ねているのが分かります。

粋で色気のある噺家さんには、漫画『昭和元禄落語心中』でも出会えます。ぜひご贔屓に!

〉作品の詳しい紹介・購入者分析はこちら
http://hon-hikidashi.jp/enjoy/8050/

 

最後に

2016年冬アニメの原作コミック売上ランキングは、いかがでしたか? そろそろ後半戦に差し掛かっている冬アニメですが、今回ランキング上位を獲得したタイトルにも、ノーマークの作品があるかもしれません。気になったものがあった方、過去放送分を追うのは少し時間がかかりますが、漫画を読めばこれからでもアニメ放送に追いつけます! ぜひアニメだけでなく原作コミックもチェックしてみてください。


(売上データ:日販 オープンネットワークWIN調べ)

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