• えっ?木のぼりやドラえもんでストレス解消?イライラを撃退する科学的メソッド100

    2018年09月01日
    くらす
    日販 ほんのひきだし編集部 浅野
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    「ドラえもんやクレヨンしんちゃんの声真似で『俺はダメな人間だ』と言うと、ストレスの解消につながる」

    そんなバカな……と絶句するかもしれませんが、サイエンスライターの鈴木祐さんによると、これは科学的な実験から導かれた確かな結論であり、ほかにも次のような意外なストレス解消法があるといいます。

    ・木のぼりをする。
    ・5本指を広げておでこに置き、1秒ごとにおでこを軽く叩く。
    ・右の鼻の穴を塞いで反対側から息を吸い、左の鼻の穴を塞いで反対側から息を吐く。
    ・1週間“死”について考える。

     

    ストレスには3種類ある

    鈴木さんによる著書『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』によると、ストレスには3つの種類があり、それによって注意すべきポイントが異なります。

    【1】ショートストレス
    これは「急性ストレス」ともいい、毎日の暮らしのなかでおそらくもっとも体験しているストレスです。たとえば「あいつムカつく」「お腹壊した……」「仕事の締切が近づいてきた!」などがこれに該当します。

    ショートストレスは、善玉にも悪玉にもなるのが特徴。仕事の締切が近づきプレッシャーを感じている場合、モチベーションを一気に高める起爆剤になることもあれば、不安感が強すぎて逆にモチベーションが下がることもあります。そのため「起爆剤になる」というメリットを活かしつつ、不安感が強くなりすぎないよう、適度なレベルにコントロールすることが必要となるのです。

    【2】ループストレス
    2つ目は「ループストレス」。ショートストレスをこじらせたような状態で、解消されないまま、ショートストレスを何度も繰り返しているタイプのストレスです。たとえば、過去の仕事のミスを何度も思い出し、そのたびに落ち込む場合などがこれにあたります。

    この場合は適切な対策を打たない限り、延々と同じストレスに苦しめられます。放っておくと次第に心が押しつぶされていくのが特徴です。

    【3】ロングストレス
    3つ目は、もっとも人生へのダメージが大きいストレス。ループストレスが慢性的なものになってしまった状態を指します。「ブラック企業に入ってしまったが辞められない」「ずっと借金の心配をしている」などがこれにあたります。

    ロングストレスの特徴は、なんといっても「そのうち負担に慣れてしまう」ということ。ストレスが日常的な存在になると、もはやストレスを感じているという自覚がなくなってしまうのです。こうなると、根深くなってしまったロングストレスは放置したまま、日々感じるショートストレスばかりに敏感になります。

    病気にたとえると、生活習慣病にはほとんど自覚症状がありませんが、そのままにしておくと重大な病気につながるため、意識的に改善に取り組む必要があります。それに対して風邪や怪我などの場合は、明らかな異常を感じるため、すぐに対処する方がほとんどでしょう。これは、ロングストレスとショートストレスの違いによく似ています。

    皆さんが日々感じているストレス、すぐに思い浮かぶものは「ショートストレス」ばかりだったりしませんか?

    それは単純にループストレスやロングストレスがないからかもしれませんが、もしかしたら日々のストレスに慣れてしまい、ストレスに気づきづらい状態になっているせいかもしれません。

     

    科学的に立証された100のストレス解消法

    『超ストレス解消法』では、これらのストレスを解消するためのメソッドやノウハウ方法を5章立てで紹介されています。

    本書に収録されているのは、いずれも世の中に山ほどあるストレス解消法のなかから、ハーバードやスタンフォード、ケンブリッジといった一流の研究機関が検証した“本当に効く100のメソッド”を厳選されたもの。

    「100通りは多すぎるだろ!」と思うかもしれませんが、ストレス解消は〈質より量〉だそう。選択肢はたくさん持っていたほうが「これは効かなかったけど、まだほかに方法はある」「この間はすごく効果があったのに、今回はいまいちだった。ほかの方法を試してみよう」思える“心の余裕”につながります。

    目次を見てみましょう。

    第1章:当たり前なのに誰もやらないストレス対策の超基本
    第2章:どうしてもあなたのストレスが減らない3つの根本要因
    第3章:すぐに聞いて効き目長持ち! ストレス対策の三種の神器
    第4章:最速でイライラが激減! 18の超時短メンタルトリック
    第5章:無敵のメンタルを手に入れる! ストレス解消「ゲーム化」ガイド

    各章の内容を噛み砕くと、次のような内容になります。

    第1章:ストレスを正しく把握する方法を知る(何にストレスを感じるのか、どれくらい感じているかなど)。
    第2章:ストレスの根本的な要因を知り、根っこから解決する方法論を学ぶ。
    第3章:ストレスの悪影響や不快感をやわらげる、科学的に即効性の高さが認められた解消法を学ぶ。
    第4章:第3章からさらに“即効性”に焦点を絞り、数十秒~数十分で効果が実感できる具体的な解消法を知る。
    第5章:テクニックを組み合わせて体系化し、実生活で活かすためのロードマップとして紹介。

    頭から読んでもいいのですが、とにかくすぐにやってみたいという方は第4章で紹介されているものから手軽に実践できそうなものを試してみて、そのうえで第1章から読み進めていくといいかもしれません。

    また本書では、それぞれのテクニックが「手軽さ」「即効性」「効果の高さ」「持続時間」「科学的な信頼度」の5つの指標で評価されています。選ぶうえでは、この指標も参考になりそうです。

    ▼冒頭で紹介した「5本指を広げておでこに置き、1秒ごとにおでこを軽く叩く」の評価はこちら。即効性がかなり高いです。

    手軽さ …お金や手間がかからない
    即効性 …実践から短時間で効果が出る
    効果の高さ …1度の実践で大きなメリットが得られる
    持続時間 …解消の効果が長続きする
    科学的な信頼度 …多くのデータで効果が確認されている

    ストレスの根本的な解消は体力づくりと同じで、自分に合うものを選んで組み合わせ、続けることでよい状態を保つことが重要です。

    最終ゴールは、今感じているストレスを発散させるだけでなく、心がどんなダメージを受けてもすぐに立ち直れる“無敵のメンタル”を手に入れること。そしてこれを手に入れたとき、おそらくあなたは「真の正体はストレスそのものではない」ということに気づくはずです。

    まずは「これならできそう」と思うものから試してみてください。

    超ストレス解消法
    著者:鈴木祐
    発売日:2018年05月
    発行所:鉄人社
    価格:1,512円(税込)
    ISBNコード:9784865371260




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