• 人生を最適化し、究極の贅沢にお金を使う「ミニマリスト」の生活とは

    2018年08月28日
    くらす
    ほんのひきだし編集部
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    近年、テレビ番組や雑誌などでもよく取り上げられるようになって、耳にしたり、その実態を目にしたりしたことがある人も多いだろう「ミニマリスト」という生き方。

    「そんなに物がなくて大丈夫なの?」「買わないようにするのって、大変じゃないの?」おそらくその実態を詳しく知らないままだと、ただ極端に物が少ない、我慢だらけの生活を送る人に見えてしまうかもしれない。

    書籍『手ぶらで生きる。』の著者であるミニマリストのしぶさんは、この本を読めばわかるのだが、高いものを買うし、お金を使う。たとえば14万円する洗濯乾燥機も、話題のロボット掃除機も買うし、旅行もする。ただ、「必要のないものを買わない、持たない」だけなのだ。

    手ぶらで生きる。
    著者:ミニマリストしぶ
    発売日:2018年05月
    発行所:サンクチュアリ・パブリッシング
    価格:1,296円(税込)
    ISBNコード:9784801400511

     

    「ミニマリスト」とは「最適化」である


    持たないのは、必要のないものだけ

    実はしぶさんは元々、とても裕福な家庭で育ち、ほしいものは何でも買ってもらえて、物に溢れた生活を送っていた過去がある。中でもファッションが大好きで、お小遣いの大半を洋服やファッション誌に使っていた。だが、ミニマリズムに目覚めたある日、気づいたのだ。

    しかし、流行の物や斬新なデザインを買っても着るのはお気に入りの服ばかり。それなら「お気に入りナンバーワンの服」を毎日着続けたほうが、おしゃれで、快適ではないか──と考えたのが「私服の制服化」を始めたきっかけだ。

    (本書P.71)

    確かに、買ってしばらくはお気に入りでもすぐ飽きてしまったり、買ってみたものの結局着なかったり、意外と服選びはうまくいかない。でも、その中に「これ、いつも着ているな」と思う服はあるものだ。それは確実に見た目や着心地、使い勝手など“定番化”する理由がある。

    お気に入りの定番服だけを複数持ち、着ていれば、「毎日大好きな服だけを着られる」「選択をしなくていい」と、良いこと尽くしなのである。しぶさんはファッションにこだわるからこそ、「一番のお気に入り以外はすべて手放す」ことで快適な生活を手にいれた。

     

    必要のないもの・ことを知る


    「ミニマリスト」だけでなく、最近は「これまで常識だったことをやめてみる」流れが増え、そしてそれが注目され、評価されていることが多い。

    たとえば「楽器を持たないパンクバンド」として活動するアイドルグループのBiSHや、「声かけ不要バッグ」を導入して接客を減らしたアパレルブランドのアーバンリサーチ、iPhoneからはイヤホンジャックがなくなり、岡崎体育は楽器を持たず歌も歌わずライブパフォーマンスをする。

    いずれも、その人や状況にとって「実は必要ないのでは?」と考えてやめたことで、本来大切にしたいことに集中できている。「ミニマリスト」もそうだ。

    しぶさんの場合は、先ほども書いた服や、家具に家電など、「実はなくても生活できるのでは」と考えたものを減らし、ときには「やっぱりこれは必要だ」と思えば買い、手放したり買ったりを繰り返しながら「必要のないものを知ったうえで最適化」しているのだ。

    >>次ページ:ミニマリストは●●にお金を惜しまない




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