夢眠書店開店日記 第8話:「ブック・コーディネーター」という仕事⑤

2016年02月06日
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「ブック・コーディネーター」がテーマの夢眠書店開店日記第8話。先週からはブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんに「HMV&BOOKS TOKYO」の統括プロデューサー・田代貴之さんが加わり、ねむちゃんと3人で「HMV&BOOKS TOKYO」の売り場を実際に見て、売り場の作り方や商品の選び方・並べ方などを学ぶフィールドワークをしています。

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今回の対談相手

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内沼晋太郎(写真左)

 PROFILE 
1980年生まれ。numabooks代表。ブック・コーディネーター、クリエイティブ・ディレクター。一橋大学商学部商学科を卒業後、某国際見本市主催会社に入社し2か月で退社。往来堂書店(東京・千駄木)に勤務する傍ら、2003年に「book pick orchestra」を設立。2006年12月まで代表を務めたのち「numabooks」を設立。2012年、東京・下北沢にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を博報堂ケトルと協業でオープン。著書に『本の逆襲』(朝日出版社)、編著に『コーヒーの人』(フィルムアート社)などがある。

田代貴之(写真右)

 PROFILE 
2000年、HMVジャパン株式会社に入社。九州や関西、都内など9店舗に勤務し店長を務めたのち、HMVジャパン株式会社本社にて販促プロモーションを担当。その後HMVのキャンペーンやタイアップを担当する傍ら、2011年より「HMV GET BACK SESSION」と題した名盤再現ライブシリーズをはじめ、数々の主催ライブを企画する。2014年にオープンしたアナログ専門店「HMV record shop渋谷」を立ち上げ、2015年に統括プロデューサーとしてHMV&BOOKS事業を担当。2015年11月19日、モディ渋谷5階・6階・7階に「HMV&BOOKS TOKYO」をオープンさせる。

 

6階「生きるヒント」、7階「TOKYOカルチャー」へ

6階のコンセプトは「生きるヒント」。仕事・恋愛・家庭・健康・自然・科学など、「人生」や「生命」にまつわる様々なテーマへの知識を深めたり、人生の道しるべとなる映画に出合うことで「生きるヒント」を見つけたりすることができます。

(▼クリックすると別窓で拡大して見られます)

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夢眠ねむ(以下、夢眠)占いの本もこのフロアなんですね。

田代貴之(以下、田代)「生まれてから死ぬまで」なので。

内沼晋太郎(以下、内沼)ここが分かれ道になってるんですよ。これが「V」で……。

夢眠:あっ、「HMV」になってるんだ!

内沼:ばれちゃった(笑)。ぜひ「H」と「M」も探してみてください。

夢眠:おちゃめですね!

内沼:棚割り(どの商品をどこにどれだけ置くか)を検討しているときに出てきたアイディアです。

田代:当初から「HMV」という文字をフロアのどこかに入れておきたいなと考えていたんですよ。

夢眠:「あそこで見た本!」っていうのが分かりやすくていいですね。

田代:ここからは映画のコーナーになっています。「人生は映画のようだ」という言葉がありますが、その言葉どおりこのフロアに入れました。

夢眠:やっぱりいいですね。……欲しい物がありすぎて、ざっと計算しただけでもすでに40万円くらい使っています(笑)。

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最後のフロアは7階です。こちらのコンセプトは「TOKYOカルチャー」。アニメやコミック、ジャパニーズポップス、テクノロジー関連まで、最前線のカルチャーに関するすべてが揃うフロアです。アートやデザイン、大人の趣味といった時代を超えるカルチャーのエリアも充実しています。

(▼クリックすると別窓で拡大して見られます)

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夢眠:このフロアは雑貨が多いんですね。

田代:ここは「ものづくり」のコーナーなので、アーティストの作ったものなどを展示しています。

夢眠:浅野いにおさんのピカチュウ! かわいすぎる!!

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ついつい真剣に見すぎて、時間が足りなくなってしまったねむちゃん。「プライベートで来ます!」と力強く宣言していました。

恒例のねむちゃん直筆POPはこちら! 内沼晋太郎さんには、夢眠書店に『本の逆襲』をご紹介いただきました。

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本の逆襲
著者:内沼晋太郎
発売日:2013年12月
発行所:朝日出版社
価格:1,015円(税込)
ISBNコード:9784255007588

 感想 
本が人生に与える影響は多大なるものだからこそ、その仲介役は難しい。全力でお勧めされても「違うんだけどなぁ」と思うこともあるし、それに、自分が気になって選ぶほうが「運命」的な出会いに思えるし……。
内沼さんは一人に一冊「これ!」とごり押しするのではなく、出合いの場を提供するという発明をされた方。本屋としてのあり方を勉強させていただきました。お見合いもいいけど、お見合いパーティーみたいな本屋さんにしたいな、夢眠書店(笑)。

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第8話は今回でおしまい。次回は出版社の「校閲」を取材します! 原稿の内容に誤りや不備がないかをチェックする校閲のお仕事。一体どんな方がどんなふうにお仕事をしているのでしょうか? お楽しみに!

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