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2018年10月~12月の3か月では、日経平均が10月2日の年初来高値2万4448円を天井に下落し、12月末には一時1万8948円まで売られるなど、マーケットは大荒れの展開となりました。
その間、全国の書店店頭では、どのような「お金・投資関連本」が売れていたのでしょうか?
直近3か月(10~12月)の売上ランキングを発表します(日販 オープンネットワークWIN調べ/括弧内は前回の順位との比較です)。
第1位にランクインしたのは、TV番組のコメンテーターとしても活躍している、経済ジャーナリスト・荻原博子さんによる『払ってはいけない』。
これまでも『投資バカ 50歳を過ぎたら取ってはいけないお金のリスク』『投資なんか、おやめなさい』などの著書で、安易に投資を始める人たちに警鐘を鳴らし続けてきた荻原さん。
本書では、誰もがついやってしまうムダ遣いを次々と指摘し、おなじみの辛口コメントで銀行や保険会社などの甘い宣伝文句を一刀両断。
「まとめ買いを、してはいけない」「マイホームを、資産と考えてはいけない」「持病があっても入れる保険に、飛びついてはいけない」「日本一売れている投資信託は、買ってはいけない」など50章で、資産の防衛方法を指南しています。
第5位には、個人投資家のcis(しす)さんの『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』がランクインしています。
cisさんは、大学4年生のときに300万円で株式投資をはじめ、資産230億円を達成した現役のカリスマトレーダー。Twitterのフォロワーが29万人もいる有名人ですので、投資好きの方ならその名前をご存知かもしれません。
その取引の影響力の大きさから「一人の力で日経平均を動かせる男」とも言われているcisさんが、これまでの投資人生と独自の投資哲学を本書で披露しています。
本書には、詳細な投資テクニックはあまり掲載されていません。
しかし、cisさんの投資のみならず、ゲーム・ギャンブルなどあらゆる勝負事に通じる心構え・考え方は、きっとあなたの参考になるはずです。
「ライブドアショックで5億円損した」「パチンコで800万円稼いだ」「ソシャゲに9000万円課金している」といった桁外れな武勇伝は、株式投資を普段しない人でも十分楽しめます。
第6位には『会社員をしつつ、株で元手40万から月250万ちょい稼いでいる件』がランクイン。
著者は、マネー情報ブログ「The Goal」の管理人で、33歳で「億り人」に到達したサラリーマン投資家のまつのすけさん。
IPOや株主優待など、低リスクで効率よく儲かる、お得な投資法を公開しています。
第9位にランクインした『日本人のためのお金の増やし方大全』の著者は、世界的なベストセラー作家で、投資家、起業家としても知られるロバート・アレンさん。『金持ち父さん 貧乏父さん』のロバート・キヨサキさんの師でもある人物です。
本書は、ロバート・アレンさんが日本の各分野の専門家に取材を敢行し、日本人のために書き下ろした投資本。「複数収入源」を作ってお金の不安を解消する方法が明かされています。
今売れている「お金・投資本」のランキングはいかがでしたか?
次回の「お金・投資本」ランキングは4月ごろ公開予定です。次回もお楽しみに!