• 夢眠書店開店日記 第16話:ねむちゃん、本の装幀に挑戦!③

    2018年02月10日
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    あの「たぬきゅんスタンプ」、ねむちゃんが押したものだったんです!

    二宮:それでは、カバー制作に取りかかりましょうか。ねむさんに描いていただいたイラストをもとにして、「たぬきゅん蔵書印」を作りました。

    夢眠:わーー!! かわいい!

    二宮:いただいたイラストをそのままカバーに使うのではなくて、今回は一手間加えて、実際にハンコを押して一番好きな印影を選びましょう。紙によって印影が変わるので、今回は7種類用意しました。

    夢眠:よし、さっそく押しましょう!

    二宮:まずは「NTラシャ」という紙です。色んな色があって、本の表紙や見返しなどによく使う紙ですね。

    夢眠:力加減に強弱をつけて押してみました。強く押したほうもかわいいけど、軽めに押したのも“かすれ”がいいですね。もうちょっと押してみよう……。

    黒田:ちなみに「新潮社から刊行されるものはすべて校閲が目を通す」という決まりですので、ハンコの「夢眠書店蔵書」という6文字もちゃんと校閲を通しています。ほら、校閲チェック済みの印がしっかりついていますよね。

    夢眠:本当だ、すごーい! たった6文字なのに徹底してますね。さすがです。

    二宮:次は「タント」という紙に押してみましょうか。もっと粗い「マーメイド」や、固くてつるつるの「ケント紙」、スケッチブック、厚紙も用意してます。

    夢眠:ひーー! 次から次へと紙が出てくる!(笑)

    黒田:うんうん、ぎゅーっと押したのもなかなかいいですね。

    二宮:では最後に、普通のコピー用紙にも押してみましょう。

    夢眠:意外とよかったりして……(笑)。

    夢眠:あ、いいかも!(笑) くっきりしてます。

    二宮:いいですねえ。細かいところのニュアンスがよく出ているし、かすれ具合も絶妙です。せっかくいろんな紙を用意してきたけど、コピー用紙が一番だったか(笑)。

    夢眠:うーん、でも最初に押した「NTラシャ」の印影も、あらためて見るとバランスがいい……。表紙に直接押した感じに近いのはどれだろう? これとこれと、あとこっちの2つを並べて見比べてもいいですか?

    二宮:コピー用紙とスケッチブック、NTラシャ、タントの4つですね。

    夢眠:(じっと見比べる)うーん……やっぱり「NTラシャ」の印影にします!

    二宮:では、これで決まりで! あまり大げさにざらついた紙よりも、実際のカバーに使う紙に近い質感のほうがよかったみたいですね。次はこれをスキャンして、カバーにデザインしてみましょう。装幀部のフロアに移動して、デザインソフトのIllustratorを使って作業します。

    夢眠:はーい!


    『本の本―夢眠書店、はじめます―』の帯をめくると現れる「たぬきゅんスタンプ」。実際にスタンプを作って、しかもあんなに大量に押した中から選ばれたものだったなんて、ご存じでしたか?

    ここまででいわゆる“素材”が揃ったので、次はいよいよ、装幀部の現場にお邪魔してデザインを組んでいきます! 次回もお楽しみに。




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