『英雄の書』さあ狼の口の中へ入ろう!脳科学で解明する人生を切り開く方法とは?

2015年09月08日
知る・学ぶ
SDJ(日販 広報)
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9月4日発売のポプラ社新刊『英雄の書』は、発売になるまでに特殊な経緯をたどっています。もともと新書として発売予定だったはずが、あまりに内容が良すぎるため(!?)単行本に形態が変更になったのです。どんな本なのかを見てみましょう。

英雄の書
著者:黒川伊保子
発売日:2015年09月
発行所:ポプラ社
価格:1,080円(税込)
ISBNコード:9784591146323

 

著者の黒川伊保子さんとは?

・脳科学のプロ!
大学を卒業してすぐに人工知能研究に従事。男女の脳の違いによって引き起こされる行き違いや誤解について著書多数です。

キレる女懲りない男
著者:黒川伊保子
発売日:2012年12月
発行所:筑摩書房
価格:821円(税込)
ISBNコード:9784480066978

・「語感」のプロ!
黒川さんは、語感を商品開発やマーケティングに活かすプロでもあります。著書『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)はベストセラーに。確かに「ゴジラ」「ガメラ」「キングギドラ」など、思いつく怪獣の名前にはガ行が多いですね。「なぜなのか?」についてはぜひ実際に読んでお確かめください。他にも「ロングセラー車の名前にはカ行が多い」など、納得の見解が多数紹介されています。

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか
著者:黒川伊保子
発売日:2004年07月
発行所:新潮社
価格:734円(税込)
ISBNコード:9784106100789

そんな黒川さんが脳科学で解明する「人生を切り開く方法」についてまとめたのが『英雄の書』です。

 

タイトル『英雄の書』に秘められた思い

まず、タイトルの『英雄の書』とはどういう意味なのでしょうか?あらためて表紙を眺めると、装丁も相まって、冒険の手引きのようになっています。

英雄の書
著者:黒川伊保子
発売日:2015年09月
発行所:ポプラ社
価格:1,080円(税込)
ISBNコード:9784591146323

・英雄とは?

-英雄とは狼の口の中に飛び込める人
「狼の口の中へ」というイタリアのことわざ。ピンチになればなるほど盛り上がれる。

-英雄とは人の人生をなぞるのではなく自分の人生を生きる
脳は、その人だけの「感性地図」を描き、人の生き方をなぞらえることに満足できない。

一昔前は、空気が読める人や夢を語る人が「よい」とされていましたが、黒川先生によれば、感性の位相は7年ごとに変わるため、そろそろ別の評価軸が戻ってくるというのです。感性は28年で真逆になり、56年で元に戻ります。今から56年前は高度成長期。「使命感を持って、孤高に耐え、世界初を目指す」者が覇者になった時代の感性になるというのです。

 

若くなくても間に合います!

「ヒトの脳は、50代半ばから人生で最も賢い時を迎える」そうです。出力性能が最大になるのがその理由。「英雄」という言葉から「若者」をイメージしていませんでしたか?

 

英雄になるためには何をすべきか

本書では、英雄になるための秘訣を「失敗」「孤高」「自尊心」「使命感」「餞(はなむけ)」の5つの視点から説明しています。その中でも最も多く語られていたのは「第一章 失敗の章」です。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」「失敗は成功の母」とはよく言われていますが、「できるなら苦労したくないし、失敗もしたくないなあ」というのが本音の方も多いでしょう。しかし、脳は体験によって本当に進化しているそうなのです。

「失敗すれば、失敗に使われた脳の関連回路に電気信号が流れにくくなり、失敗する前より、失敗しにくい脳に変わるのだ。成功すれば、成功に使われる関連回路に電気信号が流れやすくなる。(中略)成功への基本エクササイズこそが「失敗」なのだ」

本著では、「失敗した時にどんなふうに考えればいいのか」が理路整然と説明されています。読んでいると「失敗は本当に成功の母だったんだな」と納得しますし、「なるほど、失敗してもいいのか」と気も楽になります。

やりたいことはあるのにうまくいかない方、やりたいことが見つからず悶々としている方に手に取っていただきたい一冊です。

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