• 夢眠書店開店日記 第15話:ねむ店長、修行!1日数万人が訪れる本屋さんの裏側③

    2017年05月27日
    知る・学ぶ
    アイドルBOOKS
    Pocket

    「夢眠書店開店日記」第15話では、ねむちゃんが“店長見習い”として「書店員のお仕事」を体験しています。

    前回「売りたい商品をどこに置くか」「周りに何を並べるか」などを教わったねむちゃん。今回は、お客様をお迎えする仕上げの段階に入ります。そしてまさかのアレにも参加……! 必見です。

    〉これまでのお話を見る

    今回の対談相手

    大矢靖之 紀伊國屋書店新宿本店 仕入課
    2006年紀伊國屋書店入社。高松店へ新規開店スタッフとして配属された後、2007年に梅田本店へ異動、2013年からは福井店に勤務し、2014年に新宿本店仕入課へ。2017年3月からはビジネス・社会・就職・人文のフロアを担当。『大学出版108号』で専門書の装丁論を、『メディアの本分』(彩流社)に書店のメディア性についての試論を寄稿。

     

    9:40 売場の乱れを直しながら「売れているもの」「そうでないもの」を把握する

    大矢靖之(以下、大矢)……ということで、新刊の補充・陳列ができましたね。次は売場をぐるっと回りながら、乱れているところがないかチェックしましょう。もしスリップが飛び出しているものがあったら、直してあげてください。

    夢眠ねむ(以下、夢眠)スリップ、抜けちゃったら困りますもんね。

    大矢:売場としても汚く見えてしまうので、見つけたらサッと直します。さすが、経験があるので手慣れてらっしゃいますね。

    夢眠:やり始めるとずっとやっちゃう(笑)。そしてつい立ち読みしちゃう……。雑誌は立ち読みできないお店も結構ありますけど、1冊見本が置いてあるといいですね。付録の実物が見られるのもいいなと思います。

    大矢:雑誌は「中を見てから買いたい」というお客様が多いですし、付録も、出来を確認できると買い上げにつながります。付録の見本も重要ですね。こうやって売場を回って、いろんなところを直しながら「この商品はここに置いてある」「ここにはこんなふうに商品が並んでいる」ということを覚えるんです。そうすると、お客様をスムーズにご案内できるようになりますよね。

    夢眠:直しつつ、覚えると。勉強と同じで、一回触ったら「ここにあったな」って思い出しますもんね。

    大矢:手に取られていないもの、売れていないものを見つけて、棚を整理することにもつながります。例えば「埃がちょっと積もっているな」というものがあったら、それはしばらくの間、お客様が手に取っていないということですよね。そういうものを把握しておいて、新刊が届いたらまずそれを棚から抜く。目利きのヒントにもなりますね。

    夢眠:断捨離ができない女なので、私はたぶん下手くそだと思います(苦笑)。本棚って、(入れてある本が)ずっと固定になっちゃうんですよね。入れ替えたほうが知識が増えるのかもしれないけど……。ここで訓練すれば、自分の家でもできるようになりますかね?

    大矢:「新しく本を買ったらその分棚から抜く」とか、「読もうと思ったものを手に取りやすいところに置いておく」とか、もしそういうところまで考えるなら、断捨離もできるようになるでしょうね。しかしまさか、書店の現場から断捨離を考えるとは(笑)。


    1 2
    タグ
    Pocket

  • kumon10/12~10/26 SP記事下

    『40周年限定版 くもんのはじめてのおけいこ』
  • GoogleAd:007



  • 関連記事

    ページの先頭に戻る