• 風間俊介のクズっぷりがヒドい!映画「猫なんかよんでもこない。」公開

    2016年02月15日
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    きいろねこ(日販 販売企画G)
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    歌わない・踊らない・俳優業一本で勝負するジャニーズ事務所の“異端児”こと、風間俊介さん。「3年B組金八先生」の兼末健次郎役も記憶に新しい彼は、若手屈指の演技派として、現在では現代劇から時代劇まで活躍の幅を広げています。滅多に怒らないという優しい性格や、大のディズニー好きといったかわいらしい面もファンの心を掴んでいるゆえんでしょう。

    そんな風間さんが将来有望なプロボクサーから一転、ケガで将来を断たれてうだつの上がらない生活を送る青年を演じているのが、現在公開中の映画「猫なんかよんでもこない。」です。

    風間さん演じる主人公のミツオは、プロボクサーになるべく兄の家に居候しつつ練習にあけくれるアラサー男性。バイトもすべて辞めて挑んだ崖っぷちの一戦でようやくプロへの切符を手にしたものの、その一戦で負ったケガが元で、ボクシングを続けられなくなってしまいます。

    そんな二人暮らしの部屋には、ミツオが練習に明け暮れていたある日、新たな家族が加わっていました。兄が拾ってきた「チン」「クロ」という名前の2匹の猫です。初めは猛反発していたミツオも次第に心を許し、苦楽を共にしていきますが……――

    一見感動的なストーリーですが、筆者にはミツオのダメっぷりが目について仕方がありませんでした。なぜかというと……

    ① ボクシングができなくなったのに働かない

    まずミツオは、プロボクサーという仕事がなくなってしまったのに働きません。同居していた兄が途中で実家に帰ってしまうのですが、ミツオは兄が置いて行ってくれた少しのお金と自分の貯金を切り崩して生活します。しかも切羽詰まった感じが全くありません。公園でのんきにザリガニを釣っているシーンさえ登場しました。自分だけならまだいい、しかーし! 猫2匹もいるのにそれでいいのか、ミツオ! 働いて、ミツオ!

    ② 猫の飼い方を知らない

    猫の育て方をちゃんと調べないところも気になりました。交通事故や病気、虐待など外には危険がいっぱいなのに、猫は出入り自由の放し飼い。牛乳やサバ缶を与えるシーンもありました(猫がお腹を壊してしまうので、基本的に人間が飲む牛乳をあげてはいけません)。

    さらにミツオは、破れた夢を猫に重ねてクロを近所のボス猫にしようとけしかけます。獣医さんや通りすがりのウメさんに去勢を勧められるも「クロはボス猫になるんだ!」と聞きません。去勢しないとオス猫は繁殖シーズンに性格が攻撃的になって、ケガのもとになるんです。それがきっかけで病気にかかることもあるのに……。

    とはいえ、猫の室内飼いや去勢が浸透してきたのはわりと最近のことです。筆者が小学生の頃にはこんな飼い方もされていました。それが懐かしくもあり、しかし交通事故や病気で亡くなっていった猫たちを思い出して胸が痛くもなりました。この映画が動物を飼っている人、これから飼おうとしている人にとって、真摯に命と向き合うきっかけになることを願います。

    ***

    ここまで散々な書き方をしてしまいましたが、もちろんミツオがダメダメなだけではこの映画は終わりません。劇中の猫たちはそれはそれはかわいいし、「よく撮影したなあ」と思うシーンも満載です。そしてもちろんミツオも、チン・クロとの生活を通して成長していきます。結末は皆さんの目でしっかりと見届けてください。

    動物を飼うことは、いいことばかりではありません。大変なこともたくさんあります。しかし、何ものにも替えがたい日々が得られることも確かです。

    そんな猫とのいとおしい生活が詰まっている映画「猫なんかよんでもこない。」の原作はこちら。

    猫なんかよんでもこない。
    著者:杉作
    発売日:2012年05月
    発行所:実業之日本社
    価格:972円(税込)
    ISBNコード:9784408411644

    映画は絶賛公開中です!

    〉映画「猫なんかよんでもこない」公式サイト
    http://nekoyon-movie.com/

    現在日販では、映画「猫なんかよんでもこない」とのコラボレーション企画「本屋さんでチン&クロを探せ!」キャンペーンも実施中です。

    〉キャンペーン特設ページはこちら
    http://www.honyaclub.com/shop/pages/fes2016spring02.aspx

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