真山仁『当確師』 当選確率99%の敏腕選挙コンサルが打倒カリスマ市長に挑む!

2016年01月21日
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日販 仕入部 田中
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昨年6月に成立した公職選挙法の一部改正。今回の改正では選挙権が18歳に引き下げられ、今年6月から施行されます。また7月には参院選が予定されており、衆参ダブル選挙になるのではとの見方もあって、ますます注目が高まっています。

しかし選挙を扱う職業についてご存知の方は、意外と少ないのではないでしょうか? 今回はその一つである「選挙コンサルタント」が登場する物語をご紹介します。

当確師
著者:真山仁
発売日:2015年12月
発行所:中央公論新社
価格:1,620円(税込)
ISBNコード:9784120047954

請け負った選挙の当選確率は99%以上であることから『当確師』を名乗る選挙コンサルタント聖達磨(ひじりたつま)は、敏腕だが傲慢な選挙のプロ。「選挙は戦争だ」と立候補予定者を脅し、その一方、胸の内では「選挙で、この国を浄化してやる!」と企んでいる。
そんな聖が請け負ったのは、最近、大災害時に備えた首都機能補完都市に指定された政令指定都市・高天(たかあま)市長選挙で、現職市長を打倒するというミッションだった。
3期目を伺う現職鏑木(かぶらぎ)次郎は元検事で、前職の腐敗打倒を叫んで初当選以来、破綻直前だった市を立て直し、全国的に名を馳せる敏腕市長だ。「組織票だけで、当確が打てる」ほどの盤石な市長を打ち破ることなんてできるのか。
聖は、意外な人物を候補に擁立し、鉄板の市長の牙城に挑む…。

真山仁オフィシャルホームページより(http://mayamajin.jp/books/tokakushi_t.html

選挙コンサルタントは、候補者を当選させることで報酬を得る参謀的な職業です。「選挙屋」「選挙プランナー」などと呼ばれることもあります。欧米では選挙コンサルタントは必要不可欠な存在といわれており、近年日本でも衆参議員や知事、地方議会議員など様々な選挙の場でその存在が取り上げられています。

本作『当確師』の作者は「ハゲタカ」シリーズを代表作にもつ真山仁さん。主人公・聖達磨は物語の中で、公約やイメージ戦術、票読み、人員手配といったさまざまな角度からのアプローチで、三選確実の現職市長を打倒すべく奔走します。

「まさに選挙版『ハゲタカ』」との評価もあるようにスリリングな展開が魅力で、12月19日の発売以降、書店店頭でも大々的に展開されています(写真上:文教堂浜松町店/写真下:三省堂書店有楽町店)。bunkyodoh-hamamatsucho.02 sanseidoh-yurakucho.02

当選確率99%の「当確師」は、果たして候補者を当選させることができるのか!? 結果は皆さんの目でお確かめください。

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