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2016年1月10日にイギリスのロック・ミュージシャン、デヴィッド・ボウイさんが癌のため69歳で亡くなりました。亡くなる2日前には新作アルバムの「Blackstar」をリリースしたばかりで、突然の訃報に驚かれた方も多いと思います。
デヴィッド・ボウイさんの音楽キャリアは1960年代前半から始まり、当初はサックス奏者としてバンドに所属していました。その後転々と名を変え、1966年の「Do Anything You Say」から「デヴィッド・ボウイ」の芸名で活動。1967年には自身の芸名を冠したアルバム「David Bowie」を発表し、以降シンガーソングライターとして現在までに約30枚ものオリジナルアルバムをリリースしています。なかでも架空のロッカー「ジギー・スターダスト」として演奏したコンセプトアルバム「The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars(邦題:ジギー・スターダスト)」(1972年)は、現在まで代表作の一つに数えられる歴史的名盤です。
また俳優としての活動も知られており、「戦場のメリークリスマス」(1983年)や「最後の誘惑」(1988年)、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」(1992年)など、これまた30本以上の映画に出演しています。
商業的成功を収めながら自分の表現も追及していくという難事を50年以上にわたって実現してきたデヴィッド・ボウイさんを「アーティストの中のアーティスト」として尊敬するファンやミュージシャンは数多く、その影響力は測り知れません。今回の訃報を受けて様々なメディアや音楽雑誌でも特集が組まれることと思いますが、今回はこれまでに刊行されている関連本をまとめてみました。
[日販MARCより]
1967年の「デヴィッド・ボウイ」から、2013年の「ザ・ネクスト・デイ」まで、ロック史に燦然と輝く全29のアルバムの製作秘話を徹底解説。楽曲の詳しい解説はもちろん、貴重な写真も200枚超収録。
[日販MARCより]
究極のボックス「ファイヴ・イヤーズ1969-1973」徹底解剖。ボックス・セットの未発表音源&レア音源の解説はもちろん、貴重なインタビューと多角的なテキストで初期のデヴィッド・ボウイの全貌に肉迫する。
[日販MARCより]
デビューから最新アルバムまで、音楽シーンの尖端を走り続けてきた偉大なアーティストの軌跡を多角的に、ディープにとらえなおして、ボウイ像を一新させる音楽ファン待望の1冊。
[日販MARCより]
10年振りの新作をリリースするデヴィッド・ボウイの究極ガイド本登場。早くも傑作との呼び声が高いニュー・アルバムの徹底解剖をはじめ、デビューから現在まで50年にも及ぶ全キャリアを一挙総括する。
[日販MARCより]
デビュー以来、現在まで40年以上にわたって活躍を続ける永遠のスーパースター、デヴィッド・ボウイ。オリジナル・アルバムを中心に、全ての公式音源を詳細に解説。その華麗なる軌跡を検証するクイック・ガイド。
[日販MARCより]
稀代のロック・スター、デヴィッド・ボウイ。1960年代から最新の活動まで、あらゆる側面を徹底リサーチ。ボウイと火花を散らした日本のトップ・クリエイターたちの証言・作品も収録。
[日販MARCより]
恐れることなく変化とチャレンジを続けるアーティスト、デヴィッド・ボウイ。数々の歴史的名盤の解説から多岐に及ぶ活動まで、30年以上にわたる輝ける道のりを詳細なデータとともに網羅するデータ・ブック。
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この年末年始は、大物ロックミュージシャンの訃報が相次ぎました。昨年11月には元Motörheadのドラマー、フィルシー”アニマル”テイラーが、そして翌12月には同じくMotörheadのベース&ヴォーカルとして長年バンドを率いて来たレミー・キルミスターが亡くなっています。
ずっと応援していたスターの死はとても悲しいものですが、彼らの残したロック・スピリッツが死に絶えることはありません。私たちは彼らの「魂」を自らの生き様に刻み込み、また次世代へと受け継いでいくのです。
R.I.P