• 夢中で一気読みした後にゾッとする…… 五十嵐貴久さん『炎の塔』が小説太鼓判の第3弾に決定!

    2016年01月08日
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    日販 仕入部 田中
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    ベストセラーでもメディア化作品でもないけれど「絶対に読んでほしい」一冊を厳選してお届けするプロジェクト「小説太鼓判」。第1弾の『生還者』(下村敦史/講談社)、第2弾の『ウツボカズラの甘い息』(柚月裕子/幻冬舎)に続き、このたび五十嵐貴久さんの『炎の塔』(祥伝社)が第3弾に決定しました!

    炎の塔
    著者:五十嵐貴久
    発売日:2015年07月
    発行所:祥伝社
    価格:1,944円(税込)
    ISBNコード:9784396634735

    本作『炎の塔』は、1970年代に流行したパニック映画の中でも最高傑作と評される「タワーリング・インフェルノ」にインスパイアされた作品。著者・五十嵐貴久さん自身がこの映画の大ファンで、「いつかこの映画をオマージュした小説を書き上げたい」と構想を温めていたのだそうです。

    物語の舞台は東京・銀座。銀座第一消防署、通称「ギンイチ」で消防士として働く主人公の神谷夏美は、消火作業中にミスを犯し意識を失ってしまったことから消防士としての自信を失い、辞表を提出していました。

    一方ギンイチにほど近い銀座十丁目では、日本一の超高層ビル「ファルコンタワー」が完成。オープン初日を目前に火災報知機の誤作動や屋上ポンプの故障、電気量の不足など、小さな異常が多数発生しながらも予定通り開業を迎えますが、開業初日に40階にあるコンピュータルームの壁が高熱を発して火災に発展し、夏美たちギンイチの消防隊が現場に派遣されます。

    高さ450メートル、100階建てのビルの真ん中で発生した火災。人命救助を最優先したい消防士と、火災発生の事実を隠蔽したいビルのオーナー、ビルを訪れていた来客たちなど、それぞれの思惑が交錯しながらも、火の手は上へ上へと迫り、人々をパニックに陥れます。さてこのビル火災は、取り残された人々は、どうなってしまうのでしょうか……?

    息をするのも忘れるほど一気に読み切ってしまうストーリーでありながら、読後には「いつも何気なく利用しているあの場所は本当に安全なのか?」「もし災害が起こったらどう行動すれば良いのか?」と、普段いかに無意識に防災技術を過信していたか、災害に対して備えが甘かったかがじわじわと込み上げて、背中がゾッとする作品です。

    全国の書店店頭でも、書店員さんの熱烈なプッシュとともに展開されています。

    hnnt-shoten01 hnnt-shoten02 積文館八女店(左上から東武ブックス戸田公園店、アシーネ笹丘店、さわやフェザン店、フタバ図書TERAワンダーシティ店、積文館書店八女店/順不同)

    五十嵐貴久さんは「交渉人」シリーズのようなミステリーや『リカ』『リターン』といったサスペンス、舘ひろしさん・新垣結衣さん主演でドラマ化されたコメディ「パパとムスメ」シリーズなど、様々なジャンルの作品を発表している作家さん。ぜひこの機会に、他の作品も読んでみてくださいね。

    小説太鼓判の第1弾・第2弾はこちらから

    【第1弾】デビュー以降3作品すべてが一級品!乱歩賞作家・下村敦史はミステリー界のディープインパクトだ!
    【第2弾】柚月裕子さん『ウツボカズラの甘い息』小説太鼓判の第2弾が全国の書店で展開中!


    ●あわせて読みたい:五十嵐貴久さんの仕事場訪問!想定外のタイムリミットサスペンス『炎の塔』

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