「すき」と「好き」は少し違う。今20~30代女性の間で人気沸騰中の恋愛小説とは?

2015年12月26日
楽しむ
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冬になると恋愛小説が読みたくなりませんか? 小説のジャンルで女性から特に人気が高いのが「恋愛小説」。「恋愛要素があればすべて恋愛小説なのか」「メインテーマが恋愛でないものも含まれるのか」など明確に定義するのは難しいですが、今回は、いま20~30代女性の間で人気沸騰中の恋愛小説をご紹介します!

でもその前に、まずは20~30代の女性にどんな恋愛小説が人気なのか、ランキングを見てみましょう。

※今回のランキングは、小説ジャンルからほんのひきだし編集部が恋愛小説と判断したものをピックアップして作成しています。

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左側が2015年7月~9月、右側が同年10月~12月のランキングです。

恋愛小説の女王といえば、やはり有川浩さん! 2015年11月に映画化された『レインツリーの国』や、2016年6月の公開が決定している『植物図鑑』が上位に入っています。

今年に入って人気が急上昇しているのは七月隆文さん。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、口コミを中心に話題になり大ヒット! 新刊『君にさよならを言わない』や、表紙イラストを高野苺さんが手掛けた『ケーキ王子の名推理』も人気です。西加奈子さん、三浦しをんさんの作品も多く読まれていますね。

そんな中、第13位から第6位に急上昇している本があるのです。皆さん気づきましたか? それは、芥川賞作家・川上未映子さんによる『すべて真夜中の恋人たち』です。今回はこちらの本をご紹介します!

すべて真夜中の恋人たち
著者:川上未映子
発売日:2014年10月
発行所:講談社
価格:691円(税込)
ISBNコード:9784062779401

「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。
誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。
芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。

主人公の入江冬子はフリーの校閲者で、自宅で黙々と校正をする日々を送っています。そして毎年、自分の誕生日の「真夜中」に散歩をすることを恒例行事としています。そんな冬子はある日、カルチャーセンターで三束さんという男性に出会います。物理の先生である三束さんから、光の仕組みについて教えてもらう冬子。そして次第に冬子は、自分に芽生えた気持ちに気づいていきます……。

恋はこんなにも孤独で、切なくて、涙が出るほど美しい。こんなに美しい文章があったんだと思わされる小説です。

昼間のおおきな光が去って、残された半分がありったけのちからで光ってみせるから、真夜中の光はとくべつなんですよ。

読み終えたあとは、街中の光がかけがえのない大切なものに見えます。一部の書店では、このように星が瞬くキラキラしたPOPをつけて展開中です。ぜひこちらを目印に探してみてください。

すべて真夜中きらきら

静かに心に染みる、大人にこそ読んでほしい恋愛小説です。冬の夜にいかがでしょうか?

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