• ゲイを隠して生きる高校生を描く青春群像劇 『弟の夫』田亀源五郎最新作『僕らの色彩』第1巻発売

    2019年02月12日
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    日販 ほんのひきだし編集部 芝原
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    『弟の夫』で知られる田亀源五郎さんの最新作『僕らの色彩』第1巻が、1月12日(土)に双葉社より発売されました。

    僕らの色彩 1
    著者:田亀源五郎
    発売日:2019年01月
    発行所:双葉社
    価格:670円(税込)
    ISBNコード:9784575852554

    田亀さんは、前作『弟の夫』で同性婚をテーマに日本社会のなかでのゲイを描き、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。

    同作はNHKでドラマ化もされ、主人公・弥一役を佐藤隆太さん、弥一の弟・涼二の夫であるマイク役を元大関の把瑠都さんが演じ話題になりました。

    『僕らの色彩』では、ゲイであることを周囲に隠して生きる男子高校生の日常が描かれます。

     

    秘密を抱えた男子高校生の孤独な日常

    主人公の井戸田宙(そら)は、美術部に所属する高校生。

    同じ美術部の幼馴染・仲村奈桜(なお)と他愛のない会話を交わす姿は、どこにでもいるごく“普通”の高校生のようです。

    しかし、彼は大きな秘密を抱えています。野球部に所属するクラスメイト・吉岡健太に片想いをしているのです。


    宙は自分がゲイであることを、家族も含め誰にも打ち明けていません。

    宙はゲイであることを悟られないように、クラスメイトが好きなアイドルの話で盛り上がって「誰が好きか」と話を振られた時には、あらかじめ用意した無難な名前を言って、“普通”の高校生を演じています。

    そして、「ホモは気持ち悪い」というもっと直接的な話題になったときは、即座に心の仮面を被り、感情を押し殺し、その場をやりすごします。

    当然、吉岡への想いも伝えることができません。

    決して相手に告げられない想い。そして衝撃の告白……

    そんな日常には慣れっこになっている宙でしたが、ある日「ホモは気持ち悪い」という話題になった時、クラスメイトと一緒に吉岡も笑っているのを目にしてしまいます……。


    ショックを受けた宙は、衝動的に学校から抜け出ます。

    そして人気のない防波堤でまどろんでいると、見知らぬ年配の男性の影が近づいてきました。

    そして、驚くべきことを告げたのです!

    驚いたな こんな所で君に会えるなんて

    僕はずっと君に言いたかったんだよ 君を好きだ…って

    驚いた宙は、あわてて辺りを見渡しましたが、すでにその男性の姿は見えません。

    この男性はいったい誰だったのでしょうか? あの言葉の意味は? そもそも彼は現実の存在だったのでしょうか……。

    続きは『僕らの色彩』第1巻をご覧ください。

    ***

    『僕らの色彩』では、主人公の宙が、“普通”を演じて生きる閉塞感や、好きな相手に想いを伝えられない孤独が描かれます。

    しかし、本作において、まわりから見ると“普通”だけれど、心に孤独を感じているのは、宙だけではありません。幼馴染の奈桜やクラスメイトたちも、それぞれの孤独を抱えて生きています。

    『僕らの色彩』の著者・田亀さんは、そんな彼らの青春の痛みをやさしく捉え、とてもみずみずしく描き出しています。

    『僕らの色彩』試し読みはこちら

    僕らの色彩 1
    著者:田亀源五郎
    発売日:2019年01月
    発行所:双葉社
    価格:670円(税込)
    ISBNコード:9784575852554

    ©田亀源五郎/双葉社




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