「本の雑誌」でおなじみ!沢野ひとしさんの仕事場訪問 登山歴50年、新刊では日本の名山50を紹介

2015年12月22日
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日販 商品情報センター 「新刊展望」編集部
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自宅玄関を入ってすぐ正面の部屋が沢野さんのアトリエ。大きく開けた窓からは、多摩丘陵の緑豊かな自然が一望できる。度々訪れる中国をはじめ出かけることが多い分、自宅にいられる間は「たいがい家にいるかな」。

「部屋が散らかると、作業効率が悪くなる」と、室内は清々しいほどに片づけられている。資料や道具を整理するなど、周囲の環境を整えるのも仕事の段取りの一つ。インタビュー中に見せてくれた筆記用具の品々も、いつの間にやら片づけられて部屋は元通りの状態に。

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新刊『人生のことはすべて山に学んだ』は、山登り歴50年の沢野さんが、50の山について思い出とともに綴った一冊。山登りは「苦労もあるけれど、頂上を目指すだけが楽しみではないし、寝袋を持っていけばどこででも寝られる」、そんな「自由さ」が魅力。自然相手ならではの厳しさや、山に登る心構え、装備のコツなど、経験に裏打ちされたアドバイスも豊富。イラストやコラム、四コマ漫画も楽しい本書で「山登りのおもしろさを感じてもらえたらうれしいですね」。

人生のことはすべて山に学んだ
著者:沢野ひとし
発売日:2015年11月
発行所:海竜社
価格:1,836円(税込)
ISBNコード:9784759314540

「早寝早起きの典型」で、普段は「朝4時ごろ起きて、9時ごろ寝ちゃう」。「起きたらまず、体を動かすためにお茶碗を片づけたり、テーブルを拭いたり、洗濯物を干したり」。登山は次々違う山を登るよりも「気に入った山に何度も行きたい。季節によって(様子も)変わるしね。山小屋の知り合いなど、人に会いに行くときもあります。旅ってそういうものだと思うな」。「1つの都市に1週間から10日ほど行く」という中国でもiPhoneと電子辞書を手に現地の人と交流を広げている。

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原稿用紙は、「薄手のものはFAXする時に絡んでしまう」と、多くの作家たちに愛されてきた「満寿屋」のものを愛用。ドイツ製のペン「ロットリング」をはじめ書きやすさで選んだ筆記用具も、仕事中以外はひきだしの中にしまわれている。


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沢野ひとし  Hitoshi Sawano
名古屋市生まれ。イラストレーター。児童書出版社を経て独立。「本の雑誌」創刊時より表紙・本文イラストを担当する。第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。 著書に『山の時間』『山の帰り道』『クロ日記』『北京食堂の夕暮れ』『だんごむしのダディダンダン』(おのりえん作)『しいちゃん』(友部正人作)ほか多数。山のほかの趣味は音楽と北京と部屋の片づけ。

本の雑誌 第41巻1号(2016 1)
発売日:2015年12月
発行所:本の雑誌社
価格:840円(税込)
ISBNコード:9784860113537
クロ日記
著者:沢野ひとし
発売日:2012年07月
発行所:本の雑誌社
価格:1,404円(税込)
ISBNコード:9784860112318
北京食堂の夕暮れ
著者:沢野ひとし
発売日:2014年03月
発行所:本の雑誌社
価格:1,944円(税込)
ISBNコード:9784860112547

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(「新刊展望」2016年1月号「創作の現場」より転載)

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