• ニューヨークタイムズ紙で5つ星獲得!迫力ありすぎの爆笑絵本が日本上陸

    2018年12月23日
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    ほんのひきだし編集部
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    グー、チョキ、パーの3つの手を使って勝負する「じゃんけん」。

    グー(石)はチョキ(はさみ)に勝ち、チョキはパー(紙)に勝ち、パーはグーに勝つ……というおなじみのゲームですが、そもそも なぜ石とはさみと紙が戦うことになったのか、皆さんは知っていますか?

    今回紹介するのは「ニューヨーク・タイムズ紙」ベストセラーで5つ星を獲得、本国アメリカで20万部突破のヒットを記録している絵本『でんせつのじゃんけんバトル』(原題:The Legend of Rock, Paper, Scissors)。

    腕に覚えのある3人の勇者が出会い、壮絶なバトルを繰り広げた“じゃんけん誕生の伝説”を描く一冊です。

    誰でも知っている「じゃんけん」の話が、なぜ読者の心を掴んでいるのか。

    その理由は「じゃんけんを誰もが知っているから」でもあるのですが、特徴は【劇画のような激しい絵】と【大人をも引き込むドラマチックさ】にあります。

    絵本のワンシーンを見てみましょう。

    吠えるカッチカチの石と、「おれの甘酸っぱい果汁攻撃を受けてみろ!」と応じるアンズの実。燃える闘志をむき出しにし、挑発しあっています。

    「あれ? はさみとか紙とかじゃないの?」とお思いの方。「はさみとか紙とか」はまだなんです。

    物語のはじまりは、草っぱらにむっつり顔でたたずむ“うらにわおうこく最強の戦士”グリグリ。彼は最強ゆえに孤独を感じ、旅に出ます。

    手ごたえのある者を求めて旅をするグリグリ。最初に出会った洗濯ばさみはあっさり倒し、続いておいしそうなアンズの実に出会います。そして冒頭のシーンへとつながり、最後は「石」「はさみ」「紙」の強者3名が顔を合わせることになるのです。

    大真面目にバトルに向き合うキャラクターたちと、絶妙にどっしりした絵の質感、すさまじい迫力をもったバトルシーン。そして、それが単なるじゃんけんの話であるというくだらなさ。

    でも、最後にはしっかり大切なメッセージを残してくれます。

    ▼緊迫感ある音楽にのせて展開される予告編

    読み終えたあとは、ぜひ家族で激しいじゃんけんバトルを。

    でんせつのじゃんけんバトル
    著者:ドリュー・デイウォルト アダム・レックス 中川ひろたか
    発売日:2018年11月
    発行所:河出書房新社
    価格:1,728円(税込)
    ISBNコード:9784309279848

    著者情報

    【文】ドリュー・デイウォルト
    〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラーリストNo.1の児童書作家。著書に『クレヨンからのおねがい!』(ほるぷ出版)、『かえってきたクレヨン』(WAVE出版)など。じゃんけん大好き、でもグー・チョキ・パーのどれにするかすばやく決めるのは苦手で、たいてい「帽子をかぶったタコ」みたいな手の形をする。「帽子をかぶったタコ」は何にでも勝てるとドリューが言い張っても、だまされないこと。

    【絵】アダム・レックス
    アリゾナ州生まれ。著書に『がっこうだってどきどきしている』(WAVE出版)などのほか、絵本の人気シリーズも多数手がける。兄弟とグー・チョキ・パー、それに「爆弾」のあるじゃんけんをして遊ぶ。「爆弾」は親指を突き出したグーで、石と紙には勝てるけれど、はさみには導火線を切られて負ける。これでは3者間の力関係もだいなしだ。

    【訳】中川ひろたか
    1954年生まれ。シンガーソング絵本ライター。保育士として5年間保育園に勤務。1987年結成のバンド「トラや帽子店」のリーダーとして活躍。1995年『さつまのおいも』で絵本デビュー。『ないた』(絵・長新太、 金の星社)で日本絵本賞大賞受賞。歌に「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」「にじ」などおよそ2,400曲。絵本に「ピーマン村シリーズ」(童心社)のほか、「だじゃれシリーズ」(絵本館)、「おたんじょう月おめでとうシリーズ」(自由国民社)など、およそ240冊出版。

     

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