世紀を超えた日本とトルコの友情物語。日本・トルコ友好125周年。

2015年12月02日
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Honya Club.comスタッフ
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皆さんはトルコという国について、どのくらいご存知でしょうか? ヨーロッパ? 中東? それともアジア? ……実は位置もあいまいだったりしませんか?

トルコ共和国はアジアとヨーロッパ、2つの大州にまたがる国です。国土の9割がアジア側にあり、当然人口もそちら側に集中していますが、トルコ政府の公式見解ではヨーロッパの国であり、現在欧州連合(EU) にも加盟を申請しています。

トルコについて詳しい方は日本にはあまり多くないかもしれません。しかし日本とトルコはある出来事をきっかけに友好関係にあり、なんと今年で125週年を迎えます。

 

史実をもとにした友情の物語 映画「海難1890」が12月5日に公開

12月5日に公開される映画「海難1890」は、軍艦・エルトゥールル号の遭難事故がもとになっています。「国家級プロジェクト」と称される本作は日本とトルコの合作映画となっており、トルコのユルドゥズ宮殿で行われたプレミア上映会の際には、安倍首相とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が共に鑑賞しました。日本・トルコの両国が強く後押しする作品でもあるのです。

〉映画「海難1890」公式サイト(出演:内野聖陽、忽那汐里ほか 監督:田中光敏)
http://www.kainan1890.jp/index.html

 

ちなみに「海難1890」はノベライズも刊行されています。オンライン書店「Honya Club.com」では、関連書籍の購入でキャストサイン入りプレスシートやトルコ名産品セットが当たるキャンペーンも実施中!

海難1890
著者:小松江里子 豊田美加
発売日:2015年11月
発行所:小学館
価格:616円(税込)
ISBNコード:9784094062366

〉Honya Club.com 映画「海難1890」公開記念キャンペーン
http://www.honyaclub.com/shop/pages/kainan1890.aspx?affiliate=kainan1890

 

映画のもとになった史実とは

1890年、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号は和歌山県樫野崎(現:串本町)で台風に遭い、沈没してしまいます。600名以上が海へ投げ出され、死者は500名を超す大事故でした。
このとき海難事故に気づいた地元の日本人たちは、自らの危険を顧みず救助活動を行います。自分たちの備蓄も不十分だったといわれるなか、それでも必要なものを乗組員に分け与え、献身的に彼らを助けました。これにより乗組員69名は奇跡的に母国へ帰ることができたのです。見ず知らずの外国人に対する日本人の温かい行動は当時のトルコ国民に感銘を与え、トルコの人々は遠い異国である日本と日本人に対して好印象を抱いたそうです。

そしてトルコ人はこの恩をずっと忘れていませんでした。そう、95年後の1985年にある事件が起こったときにも――……。

ということで物語には続きがあるのですが、紹介するのはここまで。続きは映画やノベライズ「海難1890」でお確かめください。もしくはこちらでも読むことができますよ。

海の翼
著者:秋月達郎
発売日:2014年07月
発行所:PHP研究所
価格:994円(税込)
ISBNコード:9784569762081

[BOOKデータベースより]
「エルトゥールル号の恩返しですよ」―イラン・イラク戦争の最中の昭和六十年、フセイン大統領が、四十八時間以後のイラン領空の航空機無差別攻撃を宣告。日本政府が救援機を出せない中、イランに取り残された二百人以上の日本人救出に動いた国があった…。そのトルコ政府の英断の裏に秘められた、明治二十三年の「エルトゥールル号遭難事件」とは。百年の時空を超えた日本とトルコの友情を描く感動の歴史長編。


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