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11月23日(金・祝)は勤労感謝の日。これにちなんで同日、河北新報社から“入浴剤新聞”「いい湯新報」が抽選で配布されました。
「いい湯新報」の紙面はお風呂にまつわる虚構記事で構成されており、入浴時間が長すぎたことから発覚した「湯川温子さんの密室シャワー事件」、銭湯で開催された「牛タン党と牡蠣党のお風呂会談」など、思わず力の抜ける記事ばかり。
『成功する人はなぜ風呂好きなのか』『風呂が沸くとき』など、広告欄の書籍まで架空のものとなっています。
リラックスして隅々まで読んだあと、お湯に入れると新聞が溶けて入浴剤になるという点もユニーク。
溶かすときに上からシャワーをかけると、爽やかな森の香りの泡風呂になるそうです。
この「いい湯新報」は、1897年に創刊された河北新報が「日々忙しく働く読者にあらためて感謝を伝えたい」という思いで企画したもの。
事前に河北新報本紙で募集し、当選した人のもとに当日送られたそうです。
お湯に溶けてなくなるのはもったいない気もしますが、シャワーで済ませずお風呂にゆっくり浸かるきっかけをつくり、その時間に「風呂で新聞を読む(しかも楽しい内容の)」という新鮮な体験ができるというのはうらやましいですね。
お風呂で本や雑誌が読める便利バスグッズはいろいろとありますし、過去には塩化ビニル加工された「お風呂で読む文庫」なるものも販売されていたようです。
▼見つけました。
今回の「いい湯新報」のようなつくりの本があれば、最終的に溶かすので濡れるのも気にせず読めて、面白いかもしれません。とはいえ、やっぱりもったいなくて使えないかもしれませんが……。