• アニメ化効果は最大5.9倍!2018年秋アニメの原作コミック売上ランキングベスト5

    2018年11月23日
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    日販 ほんのひきだし編集部 芝原
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    2018年秋アニメの原作コミック 売上ランキングベスト5

    2018年10月より、秋クールのTVアニメが放送されています。今クールも漫画原作のタイトルが豊作で、その数は約30タイトルにものぼります。

    アニメの原作コミックは、通常、放送開始とともに売上が大きく跳ね上がります。人気のアニメほどその売上は大きくなるので、「原作コミックの売上は、アニメ人気のバロメーターの一つである」といっても過言ではありません。

    夏クールでは『はたらく細胞』や『あそびあそばせ』『はねバド!』などが好調でした。放送中の2018年秋アニメではどの作品の単行本が売れているのでしょうか?

    今回も、これまで同様にアニメ開始月(10月)における単行本第1巻の売上冊数を調査。上位5作の解説とともに、アニメ放送前月(9月)と比べて売上がどれほど伸びているのかを発表します。

    それでは、さっそく見ていきましょう。

    ※第2期以降・続編のタイトルは除きます。
    ※「漫画原作のアニメ」には、小説などのコミカライズを含みます。
    ※売上の調査・比較には、いずれも「日販 オープンネットワークWIN」のデータを使用しています。
    ※読者層の調査には「日販 WIN+」のデータを使用しています。

    夏アニメで好調だった原作コミックはこちら!
    アニメ化効果は最大8.6倍!2018年夏アニメの原作コミック売上ランキングベスト5

     

    第1位:『転生したらスライムだった件』

    転生したらスライムだった件 1
    著者:伏瀬 川上泰樹 みっつばー
    発売日:2015年10月
    発行所:講談社
    価格:680円(税込)
    ISBNコード:9784063765786

    秋アニメの原作で、10月に最も売れたのは『転生したらスライムだった件』でした。

    『転生したらスライムだった件』(通称「転スラ」)は、小説投稿サイト「小説家になろう」発のライトノベルを漫画化したもの。小説版・コミック版をあわせてシリーズ累計部数700万部を突破している、異世界転生ファンタジーの人気作です。

    『転生したらスライムだった件』は、通り魔に刺されて死んだサラリーマンが、RPGでおなじみのスライムとして異世界に転生するというもの。スライムは最弱モンスターとして知られていますが、本作の主人公・リムルはさまざまなスキルを駆使し、急成長していきます。

    ここまでの説明だと「最弱に思われた主人公がチート能力で俺TUEEEする」という内容の作品に思えますが、転スラ最大の魅力は、「種族問わず楽しく暮らせる国づくりを目指す」というリムルの壮大なテーマにあります。

    アニメでも、キャラクター単体というより、“リーダー”として仲間とともに成長していくリムルの姿が描かれていて、きっとどんな視聴者でもリムルに共感したり、応援したくなったりするはず。コミカルとシリアスのバランスが絶妙なので、物語にぐいぐい引き込まれます。

    第1巻の売上を見ると、10月の売上は9月に比べて約4.5倍に。10月後半になっても勢いは衰えず、高い水準を維持しています。

    『転生したらスライムだった件』の読者の男女比は7:3。10代後半から20代前半の男性が中心です。『賢者の孫』(原作:吉岡剛、漫画:緒方俊輔/KADOKAWA)や『ありふれた職業で世界最強』(原作:白米良、漫画:RoGa/オーバーラップ)など、異世界転生系の作品がよく併読されているようです。

    なお現在『転生したらスライムだった件』は第9巻まで発売されています。『転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~』『転スラ日記 転生したらスライムだった件』などのスピンオフ作品も売れ行き好調です。

    【試し読みはこちらから】

     

    第2位:『ゴブリンスレイヤー』

    ゴブリンスレイヤー 1
    著者:蝸牛くも 黒瀬浩介
    発売日:2016年09月
    発行所:スクウェア・エニックス
    価格:617円(税込)
    ISBNコード:9784757551169

    第2位は『ゴブリンスレイヤー』となりました。

    『ゴブリンスレイヤー』は、「このライトノベルがすごい!2017」文庫新作部門で第1位を獲得した人気ライトノベルのコミカライズ作品。最下級モンスターのゴブリンだけを倒し続けて序列上位となったことから「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれている主人公と、彼を取り巻く少女たちの冒険を描いたダークファンタジーです。

    RPGではザコキャラとして知られるゴブリンも、性格は狡猾で残忍、集団になるとかなり危険な存在。舐めてかかると命を落としかねません。そんなゴブリンの生態を熟知し、淡々と狩り続ける主人公の姿は、まるでゴッサムシティで活躍するバットマンのような渋いかっこよさがあります。

    周囲から変人扱いされ、殺戮マシーンのようだった彼が、冒険者たちとのふれあいを通して徐々に人間らしさを見せていくのも魅力のひとつ。本作には、かわいい女性キャラがたくさん登場しますが、アニメ視聴者からは「ツンデレなゴブリンスレイヤーが1番かわいい」なんて声も聞こえています(笑)。

    『ゴブリンスレイヤー』第1巻の10月の売上は、アニメ放送前の9月と比較するとなんと約5.9倍に! 第1話の残虐なシーンが視聴者にインパクトを与えたためか、10月6日(土)の放送直後に売上が特に大きく跳ねています。

    読者の男女比は9:1で、20代・30代の男性が圧倒的に多いです。併読している作品には『転生したらスライムだった件』(原作:伏瀬、漫画:川上泰樹/講談社)や『ありふれた職業で世界最強』(原作:白米良、漫画:RoGa/オーバーラップ)といった、異世界ファンタジー作品が見られました。

    『ゴブリンスレイヤー』は、第5巻まで発売中。物語をもっと深く楽しみたい方は『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』『ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ』などのスピンオフ作品もぜひチェックしましょう。

    試し読みはこちらから

     

    第3位:『寄宿学校のジュリエット』

    寄宿学校のジュリエット 1
    著者:金田陽介
    発売日:2015年11月
    発行所:講談社
    価格:463円(税込)
    ISBNコード:9784063955262

    第3位にランクインしたのは『寄宿学校のジュリエット』

    敵対する2国の生徒が通う寄宿学校を舞台に、「東和国寮」のリーダー・犬塚露壬雄(ろみお)と、「ウェスト公国寮」のリーダーであるジュリエット・ペルシアの“絶対にバレてはならない恋”を描いたラブコメディです。

    『寄宿学校のジュリエット』の最大の魅力は、普段は気高くクールなペルシアが時折見せる“デレ”! アニメでも茅野愛衣さん演じるペルシアが、そのかわいさを炸裂させています。おバカで不器用なところの目立つ犬塚も、実は心のまっすぐなナイスガイ。2人は誰もが応援したくなるような素敵なカップルです。

    彼らは“ずっと一緒にいられる平和な世界”を手に入れ、公に恋人となることができるのか? 物語の展開から目が離せません。

    『寄宿学校のジュリエット』第1巻の10月の売上を見てみると、アニメ放送前の9月と比べて約3.0倍に。

    ちなみに読者の男女比は7:3で、年齢層は10代・20代がピーク。併読されている作品には『五等分の花嫁』(春場ねぎ/講談社)、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(赤坂アカ/集英社)などのラブコメディ作品が見られました。

    なお、『寄宿学校のジュリエット』は第10巻まで発売されています。

    試し読みはこちらから




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