• “10代の禁断のバイブル”『惡の華』が実写化 脚本は「あの花」の岡田麿里

    2018年11月10日
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    ほんのひきだし編集部
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    11月8日(木)、押見修造さんの漫画『惡の華』の実写映画化が発表されました。

    映画は2019年公開予定。監督は「覚悟はいいか、そこの女子。」「片腕マシンガール」の井口昇さん、脚本は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」などを手がけた人気脚本家・岡田麿里さんが担当します。

    『惡の華』は、2009年から2014年まで「別冊少年マガジン」(講談社)で連載された押見さんの代表作。男子中学生と同級生の女子との“契約関係”を軸に、鬱屈した青春の絶望とトラウマ、リビドーを描く全11巻の作品です。

    惡の華 1
    著者:押見修造
    発売日:2010年03月
    発行所:講談社
    価格:463円(税込)
    ISBNコード:9784063842777

    ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた、大好きな佐伯奈々子の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和に見られていたことが発覚!! 盗んだことをバラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!?

    講談社コミックプラス『惡の華(1)』より)

    「このマンガがすごい!2011」オトコ編第10位にランクイン、「マンガ大賞2012」にノミネートされたほか、2013年にTVアニメ化、2016年には舞台化され、今もなお根強く支持されている『惡の華』。

    TVアニメ化の際には「原作のキャラクター造形に沿うのではなく、全編ロトスコープで制作する」という斬新な手法でも話題になりましたが、今回については、心洗われる名作を多数手がけてきた岡田麿里さんが、この過激なストーリーをどう仕立てるのかにも注目したいところです。

    キャストは今後発表されるとのこと。なお原作者の押見修造さんは、現在「別冊少年マガジン」で『ハピネス』、「ビッグコミックスペリオール」で『血の轍』を連載中です。

    井口昇監督のコメント
    「惡の華」を初めて読んだ時、最初の数ページで「これは絶対に映画にしたい。そのために映画監督になったのではないか」と全身に電流を浴びたような衝撃と直感に満ち溢れました。
    長い片思いのような気持ちを抱え続け、遂に実現できる事になりました。
    毒のある過激さだけではない普遍性と、孤独を感じる少年少女への共感が、「惡の華」に人々を惹きつける理由だと思います。
    今を生きる観客が求める題材とリンクしてきた「惡の華」こそ、今映画にするべき作品だと思っています。

    脚本・岡田麿里さんのコメント
    自意識の暴走と、どうしようもない焦燥と、それらが引き起こす羞恥と、土地がもたらす閉塞感と……。
    「惡の華」が持ついくつかのテーマは、誰しもの思春期と重なる部分があると思います。
    皆さんの中の少年少女が疼くような、そんな作品になるといいなと思います。

    原作者・押見修造さんのコメント
    井口昇監督に「惡の華」を撮って頂くことは、長年の夢でした。
    僕の魂を救ってくれて、物語の作り方の手本にしてきたのが井口監督の作品だったからです。
    「惡の華」を描く上でも多大な影響を受けました。
    ですので、1番楽しみにしている観客は僕だと思います!
    さらに、岡田麿里さんの脚本が絡み合うことで想像以上のものが出来ると思っています。
    本当の、切実な、胸に突き刺さる「変態」を観れることを心待ちにしています。

     

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    著者:押見修造
    発売日:2012年12月
    発行所:太田出版
    価格:713円(税込)
    ISBNコード:9784778321802




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