• “青春”の後には何がある?何者でもない、でも羽ばたきたい――「ここは退屈迎えに来て」ほか今週公開の映画①

    2018年10月19日
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    ほんのひきだし編集部
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    ◆◆◆ 本・コミックが原作の映画公開情報や、映画の関連本をまとめて紹介しています ◆◆◆

    10月19日公開「億男」

    川村元気さんの小説が、佐藤健さん、高橋一生さん、黒木華さん、池田エライザさん、沢尻エリカさん、北村一輝さん、藤原竜也さんという豪華キャストで実写映画化!

    「るろうに剣心」シリーズを手がけた大友啓史監督、「ドラゴンクエスト」シリーズ開発で知られる渡部辰城さんが本作で初の映画脚本に挑戦、そして主題歌にはBUMP OF CHICKENの書き下ろし楽曲と、スタッフも豪華です。

    頼りにしていた親友に3億円を持ち逃げされた主人公。手がかりを探るべくはじめた“地獄めぐり”で、彼は何をつかむのか? 幸せとお金の正体とは?

    兄が3,000万円の借金を残して失踪して以来、図書館司書の一男(佐藤健)は、夜もパン工場で働きながら借金を返している。妻・万左子(黒木華)は度重なる借金の返済に苦心し窮屈に生きることしか選んでいない一男に愛想を尽かし、離婚届を残して娘・まどかと一緒に家を出てしまうのだった。そんな踏んだり蹴ったりの一男だったが、突然宝くじが当たる。当選金額3億円! これで借金を返せるだけでなく、家族の絆を修復することができるはず。だがネットを見ると、宝くじの高額当選者たちはみな悲惨な人生を送っているという記事ばかり…。怖くなった一男は、大学時代の親友であり、起業して億万長者となった九十九(高橋一生)にアドバイスを求めることにする。久しぶりの再会と九十九プロデュースの豪遊に浮かれて酔いつぶれた一男が翌朝目を覚ますと、3億円と共に九十九は姿を消していた――

    映画「億男」公式サイトより)

    原作はこちら

    億男
    著者:川村元気
    発売日:2018年03月
    発行所:文藝春秋
    価格:734円(税込)
    ISBNコード:9784167910266

     

    10月19日公開「劇場版 はいからさんが通る 後編―花の東京大ロマン―」

    シリーズ累計売上部数1,200万部超! 世代を超えて読み継がれる少女漫画の名作『はいからさんが通る』が、連載40周年を記念し、新たなスタッフ・キャスト陣によって劇場版アニメ化。

    昨年11月に公開された前編に続き、「後編―花の東京大ロマン―」がついに公開されました。

    まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった時代。
    女学生の花村紅緒は、祖父母の代から決められていた許婚、伊集院忍少尉と出会う。
    当初少尉に反発していた紅緒だったが、やがて2人は許婚という関係を超え、心の底から惹かれあう。
    しかし、少尉は戦地シベリアで消息不明に。

    少尉の生存を諦めきれない紅緒は、シベリア出兵の脱走兵だという馬賊が少尉ではないかと、その正体を確かめに満州の地へ向かう。
    手がかりを掴めないまま帰国した紅緒の前に、ある人物が現れた。
    ロシアからの亡命貴族、サーシャ・ミハイロフ侯爵だ。
    少尉と瓜二つの姿にサーシャが少尉ではないかと疑う紅緒だったが、侯爵の妻、ラリサからある事実を告げられる――。

    傷心の紅緒を励まし支えたのは、紅緒が働く出版社の編集長、青江冬星だった。
    冬星の仕事にかける情熱、彼の優しさに触れ、次第に惹かれていく紅緒。
    そして冬星は、過去を忘れ新しい道を共に歩もうと紅緒に語りかける。
    やがて紅緒はひとつの決断を下すが――その時、東京を未曾有の大災害が襲う。
    逃げ惑う人々、燃え盛る炎の中、紅緒の脳裏によぎるのは、少尉の姿だった。
    冬星と少尉、2人の狭間で激しく揺れ動く紅緒の心――。

    短くも激動の大正時代。
    その真っ只中を、時に笑い、時に涙し、まっすぐに駆け抜ける「はいからさん」。
    彼女は最後に何を選び、誰と結ばれるのか――。

    「劇場版 はいからさんが通る」公式サイトより)

    原作はこちら

    はいからさんが通る新装版 1
    著者:大和和紀
    発売日:2016年12月
    発行所:講談社
    価格:540円(税込)
    ISBNコード:9784063931235

     

    10月19日公開「ここは退屈迎えに来て」

    『アズミ・ハルコは行方不明』に続き2作目の映画化! 山内マリコさんのデビュー作である連作短編集『ここは退屈迎えに来て』。満たされない日常を送る女性たちと、そんな彼女たちにとって“満たされなさ”を埋める希望である椎名くん、それぞれの思いと現実が描かれます。

    監督は「きいろいゾウ」「ストロボ・エッジ」などを手がけた廣木隆一さん。夢を諦めて地元に戻ってきた「私」を橋本愛さん、元カレの椎名くんにまだ未練がある「あたし」を門脇麦さん、椎名くんを成田凌さんが演じています。

    2013年
    27歳の「私」(橋本愛)は、何者かになりたくて東京へ出たものの、10年が経ち、なんとなく地元に戻ってきた。実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌などの仕事をしている「私」は、カメラマンの須賀(村上淳)と組むことが多い。40歳の須賀は東京への未練を頻繁に口にするが、東京から地元に戻った者同士で「私」とはウマが合う。この日は、ラーメン店の取材終わりに、高校時代に仲が良かったサツキ(柳ゆり菜)と合流し、なぜか須賀の車で当時みんなの憧れの的だった椎名(成田凌)に会いに行くことに。道中で懐かしいゲームセンターを見つけて立ち寄ると、たまたま帰省中だという同級生の新保(渡辺大知)と再会する。近況を話しているうちに、現在自動車教習所で教官として働く椎名に、新保がその仕事を紹介したことが発覚する。

    2008年
    22歳の「あたし」(門脇麦)は書店でのアルバイトを終えて、駐車場で待っている同級生の遠藤(亀田侑樹)の車に乗り込む。「あたし」は高校時代に椎名と付き合っていたが、卒業後、椎名は大阪に引っ越して音信不通だ。「あたし」は椎名を忘れられないが、自分に好意を寄せる遠藤と何となく体の関係を続けている。

    2010年
    24歳の南(岸井ゆきの)とあかね(内田理央)はファミレスでガールズトークを繰り広げる。抜群の美貌をもつあかねは10代の頃にアイドルとして活動し、中学を卒業すると東京に引っ越したが、仕事がなくなり、実家に戻ってきた。あかねは早く結婚したいと焦っているが、南は結婚に興味がないという。

    2004年
    18歳の「私」は高校3年生。サツキは、地元も年齢も同じあかねが載っている雑誌を見て盛り上がっている。「あたし」は椎名と交際中だ。新保は同級生にからかわれているところを椎名に助けられ、初めて二人でハンバーガーを食べに行く。同級生のなっちゃん(片山友希)は、禿げ上がった47歳の男・皆川(マキタスポーツ)と(援助)交際中だが、お見合い結婚を理由に関係解消を告げられる。青春を謳歌する兄を醒めた眼で見ている椎名の妹・朝子(木崎絹子)は、東京の大学に通うために、家庭教師のまなみ先生(瀧内公美)の家で勉強を教えてもらっている。ある日の放課後、「私」とサツキは椎名から誘われて、奇跡のように楽しい放課後を過ごす。

    2013年
    須賀から高校時代のことをあれこれ聞かれ、ゲームセンターに足を踏み入れ、そして母校を訪れたことで、「私」の脳裏にあの放課後が蘇る。記憶の中でキラキラと輝いていた椎名と教習所で再会した「私」は、ある衝撃的な言葉を告げられる。

    映画「ここは退屈迎えに来て」公式サイトより)

    原作はこちら

    ここは退屈迎えに来て
    著者:山内マリコ
    発売日:2014年04月
    発行所:幻冬舎
    価格:583円(税込)
    ISBNコード:9784344421882

     

    10月19日公開「ハナレイ・ベイ」

    原作は、短編集『東京奇譚集』に収録されている一遍『ハナレイ・ベイ』。短編ながらファンの間で“村上文学史上屈指の名作”とも語られる本作が、吉田羊さん、GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於さん、村上虹郎さんで映画化されました。

    村上春樹作品の映画化は、「ノルウェイの森」以来実に8年ぶり。美しいハワイの海と、自らの人生を変えるべく一歩を踏み出す母の姿に、静かに心が震える作品です。

    シングルマザーのサチ(吉田羊)は、息子のタカシ(佐野玲於)がハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知らされる。大好きだったサーフィン中に大きなサメに襲われ死んだという。彼女は、彼が命を落としたハナレイ・ベイへ向かい、海辺近くの大きな木の下で読書をして過ごした。毎年、この「行為」は続いた。同じ場所にチェアを置き、10年間。だが、彼女は決して海には近づかない。ある日、サチは2人の若い日本人サーファーと出会う。無邪気にサーフィンを楽しむ2人の若者に、19歳で亡くなった息子の姿を重ねていくサチ。そんな時、2人から“ある話”を耳にする。「赤いサーフボードを持った、片脚の日本人サーファーを何度も見た」と…。サチは決意する。もう一度、息子に会うために─。

    映画「ハナレイ・ベイ」公式サイトより)

    原作はこちら

    東京奇譚集
    著者:村上春樹
    発売日:2007年12月
    発行所:新潮社
    価格:497円(税込)
    ISBNコード:9784101001562

    【今週公開の映画②】を見る(2018年10月20日公開予定)〉〉




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