• 上橋菜穂子6年ぶりのシリーズ最新作『守り人外伝 風と行く者』11月発売 約450ページの大長編に

    2018年09月19日
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    ほんのひきだし編集部
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    上橋菜穂子さんによるファンタジー小説「守り人」シリーズの最新作『守り人外伝 風と行く者』が、11月19日(月)ごろ偕成社より発売されます。ハードカバー版・軽装版同時刊行です。

    2014年に“児童文学のノーベル賞”ともいわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞し、来年作家デビュー30周年を迎える上橋菜穂子さん。今回刊行される『風と行く者』は1996年刊行の『精霊の守り人』から始まる「守り人」シリーズの外伝で、外伝としては『流れ行く者』『炎路を行く者』に続く3作目であり、ひさしぶりの長編作品です。

    なおハードカバー版には、初回特典として「ダブル複製原画」が挟み込まれます。その内容は、挿絵を手がける佐竹美保さんの描き下ろしカラーイラストと、綾瀬はるかさん主演のNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」出演者をイメージして上橋菜穂子さんが描いた主人公たち。ファンにはたまらない特典です!

    さらに現在、偕成社公式Twitter(@kaiseisha_pr)では、軽装版『風と行く者』や限定「守り人」世界地図、ポストカードなどがもらえる推薦コメント募集企画も実施されています。こちらもぜひチェックを(くわしくはこちら)。

     

    上橋菜穂子さんからのメッセージ

    「ひょっこり帰ってきた物語」
    どんぶらこ、どんぶらこ、と川を流れてきた巨大な桃を拾ったら、中から赤ちゃんがでてきて、突如、育てることになってしまった、お爺さんとお婆さん。とってもうれしかった半面、正直、かなり、うろたえもしたのでは、と、大人になってから、思うようになりました。ご近所さんたちも、ええ? なにがどうして、どうなって、今頃、子どもができたんだ? と、思ったでしょうし。

    『風と行く者』は、どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきたわけではなく、かなり以前に書き始めたものの、途中で書けなくなっていた物語なのですが、守り人シリーズが完結してから何年も経っているのに、なんで今頃、短編でなくて長編の、しかも、バルサのその後も書いてあるような物語が、ぽこっと世に生まれ出ることになったのかと、いぶかしく思う方もおられるのではないでしょうか。

    実は、『風と行く者』の誕生には、私が意図したわけではない、いくつかの巡りあわせが関わっておりまして、その「巡りあわせ」が書かせてくれた、というのが正直な実感なのです。物語誕生のいきさつは、本のあとがきでくわしく書きましたが、私は作家としての技術で物語を書いているというよりは、人生の道筋で行き会った経験に書かせてもらっているのだなと、今回、つくづく感じました。

    それにしても、完結しました、と言った後で長編の物語を世にだすというのは、やはり、なんとなく恥ずかしいものですが、突如桃を拾ってしまったお爺さん、お婆さんと同じく、突然、我が心にやってきてくれて、ふたたび芽吹き、育ち始めた物語ですから、大切に心を込めて育てました。

    バルサふたたび、であります。

    楽しんでいただければ幸せです。

    2018.9.13 上橋菜穂子

     

    『風と行く者』の内容は……?

    つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たちと再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。
    シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。
    ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。
    草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。

    『風と行く者』(ハードカバー版)
    ・サイズ:22cm×16cm
    ・ページ数:446ページ
    ・ISBN:9784035405504
    ・対象:小学校高学年から
    ・定価:1,800円+税
    ・発売日:2018年11月19日(月)配本予定

    軽装版『風と行く者』(ペーパーバック)
    ・サイズ:19cm×14cm
    ・ページ数:446ページ
    ・ISBN:9784037502003
    ・対象:小学校高学年から
    ・定価:1,000円+税
    ・発売日:2018年11月19日(月)配本予定

    ※ハードカバーと軽装版の本文は同じ内容ですが、収録されるイラストの点数が異なります。

     

    Twitterで「守り人」シリーズの推薦コメントを投稿しよう!

    女用心棒・バルサの活躍と新ヨゴ国皇太子・チャグムの成長を描く長編シリーズ、バルサの少女時代を描く中・短編集あわせて、これまでに12巻が刊行されている「守り人」シリーズ。まだ読んでいない人、読もうか迷っている人にシリーズの面白さを伝えてみませんか?

    現在Twitterにて、“守り人ファンによる推薦コメント”を募集中。採用されたコメントは、書店配布のリーフレット「守り人シリーズ入門ガイド」をはじめ販促物に使用されます。

    応募方法:
    偕成社のTwitterアカウント(@kaiseisha_pr)をフォローのうえ、ハッシュタグ「 #守り人が好き 」をつけて推薦コメント(140字以内)をつぶやくと応募完了です。

    ※応募締切:2018年9月30日(日)23:59まで
    ※採用コメント決定までフォローを外さないようご注意ください。採用された方には、Twitterのダイレクトメッセージで連絡が届きます。

    賞品:
    コメントが採用された方には、下記賞品が各1部贈られます。
    ・軽装版『風と行く者』
    ・限定「守り人」世界地図
    ・ポストカード
    ・守り人入門ガイド(採用コメント掲載のもの)

    ▼くわしくはこちら

    「守り人」のすべて 増補改訂版
    著者:上橋菜穂子 二木真希子 佐竹美保 偕成社
    発売日:2016年12月
    発行所:偕成社
    価格:1,080円(税込)
    ISBNコード:9784037501600

     

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