• “聴く”芥川賞 『火花』『スクラップ・アンド・ビルド』がオーディオブック化

    2015年11月11日
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    ほんのひきだし編集部 浅野
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    第153回芥川賞を同時受賞した『火花』『スクラップ・アンド・ビルド』の2作がオーディオブック化され、本日11月11日より、オトバンクの運営する配信サービス「FeBe(フィービー)」にて配信されます。

    同時にオーディオブック化された2作ですが形式は異なり、『火花』は朗読、『スクラップ・アンド・ビルド』は音声ドラマとなっています。『火花』を朗読するのは、俳優の堤真一さん。『スクラップ・アンド・ビルド』には、江口拓也さんや中尾隆聖さん、橋本甜歌さんといった豪華声優陣が出演しているほか、ナレーションをTVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」でプロデューサー役を務めた武内駿輔さんが担当しています。

     

    記者会見には羽田圭介さんが登場

    配信に先立って行われた記者会見では、『スクラップ・アンド・ビルド』の作者・羽田圭介さんが登場。オーディオブック化にあたっての心境や、実際に音声ドラマを聴いた感想などを語ってくださいました。

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    古典文学の朗読CDを聴いたことがあり、羽田さんは今回の音声ドラマもそれに近いものをイメージしていたそうですが「想像と全く違いました」とまず一言。特にキャストの声が印象に残ったそうで、「主人公の祖父役を務めた中尾隆聖さんは、ばいきんまんやフリーザ役をなさっていた方なんですよね。やはり強烈に個性的な声で、作品にも合っているなと思いました」「ナレーションの方が凛々しい声をしているので、地の文に織り交ぜたギャグの要素がより強調されていいですね」「文章自体は自分が書いたもののままでも、プロの方に読んでもらうことである意味リライトされたという印象で、新鮮でした」とおっしゃっていました。

     

    オーディオブックならではの魅力とは?

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    オーディオブックは学習の効率化や目の不自由な方などに対するバリアフリーの側面を持っていますが、前述の羽田圭介さんの感想にもあるように「書籍で読んだ方も別の楽しみ方ができる」という点にも魅力があります。

    字を目で追っているときにはサラッと読み進めてしまったところも、耳で聴くことで意識が集中し、一文一文の重みが増したり、想像を掻き立てられたりするものです。また読書好きの方にとっては、目が疲れていて本を読むのがつらいときに作品に触れる絶好の選択肢となります。

    電車の中や夜眠る前などに、“聴く”文学作品を楽しんでみてはいかがでしょうか?

    火花
    著者:又吉直樹
    発売日:2015年03月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,296円(税込)
    ISBNコード:9784163902302

    [BOOKデータベースより]
    お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。

    スクラップ・アンド・ビルド
    著者:羽田圭介
    発売日:2015年08月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,296円(税込)
    ISBNコード:9784163903408

    [BOOKデータベースより]
    「早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。日々の筋トレ、転職活動。肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して…。閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!第153回芥川賞受賞作。

    〉購入・ダウンロードはこちら
    http://www.febe.jp/documents/special/20151111/

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