• 『コウノドリ』だけじゃない!リアル産婦人科漫画『透明なゆりかご』がブレイク中

    2015年11月07日
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    芝原 克也(日販 販売企画G)
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    10月から好評放送中の、綾野剛さん主演のドラマ「コウノドリ」。産婦人科を舞台にした感動の命の物語が話題を呼び、原作コミックも大ブレイク中です。

    コウノドリ 1
    著者:鈴ノ木ユウ
    発売日:2013年06月
    発行所:講談社
    価格:607円(税込)
    ISBNコード:9784063872279

    〉妊婦さんから圧倒的支持を誇る医療マンガ『コウノドリ』が綾野剛主演でドラマ化!

    しかし実は『コウノドリ』の他に、もう一つ、産婦人科を舞台にしたブレイク中の漫画があります。その漫画のタイトルは『透明なゆりかご』です。

    透明なゆりかご 1
    著者:沖田×華
    発売日:2015年05月
    発行所:講談社
    価格:463円(税込)
    ISBNコード:9784063409574

    『透明なゆりかご』の著者は、看護師から風俗嬢、AV出演を経て漫画家になるという波乱に富んだ経歴を持つ、沖田×華(おきた・ばっか)さん。『透明なゆりかご』は講談社の漫画雑誌「ハツキス」にて連載中で、単行本は現在第2巻まで発売されています。『透明なゆりかご』の物語は、沖田×華さんが高校の看護学科3年生のときに見習い看護師としてアルバイトしていた産婦人科医院での実体験をもとに描かれています。

    〈あらすじ〉
    1997年、看護学科の高校3年生の×華は母親のすすめで産婦人科院の見習い看護師として働くことになる。子供が苦手なのに加え、中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。輝く命とひっそり消えていく命。その重さは違うのだろうか?

    〉『透明なゆりかご』試し読みページ
    http://kisscomic.com/kc/yurikago/index.html

     

    『透明なゆりかご』単行本第1巻の売れ行き

    透明なゆりかごONWIN

    『透明なゆりかご』の単行本第1巻が発売されたのは、2015年5月。衝撃的な内容で発売直後から大きな話題を呼んだことからマスコミにも多数取り上げられ、2015年7月には「ハフィントンポスト日本版」に、10月には「現代ビジネス」(その後ヤフーに転載)に、著者・沖田×華さんのインタビュー記事が掲載されました。売り上げもそのタイミングでも大きく跳ね上がっています(日販 オープンネットワークWIN調べ)。

    〉ハフィントンポスト「17歳のアルバイトは、中絶された胎児の処置だった――漫画家・沖田×華さんが描く、産婦人科の光と影」
    http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/10/bakka-okita-tomeinayurikago_n_7767708.html

    〉現代ビジネス「妊婦死亡、流産、14歳の母親……知られざる産婦人科の現場から~大反響漫画『透明なゆりかご』作者・沖田×華さんに聞く」
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45795

    また2015年9月に電子書籍販売サイトのバナー広告で紹介された影響も加わり、売り上げが上昇して一気にブレイクしております。

     

    『透明なゆりかご』の読者の傾向は?

    透明なゆりかごWIN

    『透明なゆりかご』の読者は、30~40代の女性が中心。さらに、同じ産婦人科を描いた『コウノドリ』を併読している傾向が非常に強いです!下の表は、『透明なゆりかご』単行本第1巻を買った人が買っている他のコミックを多い順に並べたもの。ご覧のとおり、『コウノドリ』の単行本がずらりと並んでおります(日販 WIN+調べ)。

    透明なゆりかご数珠つなぎ

    また、農業高校を舞台に食や命の大切さを描いた青春物語『銀の匙 -Silver Spoon-』(荒川浩/小学館)や、子どもが病気のときに親に変わって世話をする病児保育士を主人公にした『37.5℃の涙』(椎名チカ/小学館)などの作品も見られます。

    ***

    『透明なゆりかご』では、産婦人科医院を舞台として、命の誕生という“光”の部分と同時に、中絶や妊婦死亡、レイプ、流産といった“影”の部分も描かれています。ドラマとして脚色された部分のある『コウノドリ』と違い、『透明なゆりかご』は、著者の沖田×華さんが実際に体験したことを描いたルポ漫画的な作品です。そのため、描かれる内容はよりストレートで、ショッキングでハードです。

    しかし、沖田×華さんの柔らかくてかわいらしい絵柄と、あまり感情的にならない淡々とした作風によって、『透明なゆりかご』からは怖いもの見たさの野次馬のような雰囲気は感じられません。描かれる妊娠・出産のエピソードのほとんどはハッピーエンドではありませんが、逆境の中から再び立ち上がろうとする生命の力強さを感じられ、静かな雰囲気の中に生命の神秘や人生の悲哀が漂う感動的な作品に仕上がっています。中でも特にオススメなのは、『透明なゆりかご』第1巻に収録されている、第2話「野良妊婦」のお話。この話のラストは絶対涙なしでは読めません!!

    現在『透明なゆりかご』の読者は30~40代の女性が中心ですが、男女問わず読みやすい作品だと思います。子どもや妊娠・出産にまつわる現実を知る意味でも、男性や若い女性にも読んでもらいたい作品です。

    『透明なゆりかご』、ぜひこの機会に手に取ってみてください!

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