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『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は、「デザート」(講談社)の別冊付録「Pink」で連載されているラブストーリー。著者は亜南くじらさんです。
物語の冒頭は、初めての告白で嫌な振られ方をし、新しい恋を見つけようと奮闘していた主人公に、同じ学校の千輝(ちぎら)くんが「無理して好きな人を探すくらいなら、俺に片想いごっこすれば?」と提案するというもの。最初は“片想いごっこ”を楽しんでいた主人公の真綾ですが、次第に彼に本気で惹かれてしまいます。でも、彼は学校一のイケメンで……。
普段は塩対応なのに、ふいに優しく接してくれる千輝くん。発売中の単行本は第1巻のみですが、そんな彼にメロメロになってしまう女子が続出しているようです。
『墜落JKと廃人教師』は、soraさんが「花とゆめ」(白泉社)で連載中の作品。超ネガティブな女子高生・扇言(みこと)と、生徒たちから“廃人”と呼ばれるクズ教師・灰葉仁(はいばじん)が繰り広げるラブコメディです。
失恋を苦に自殺しようとしていた扇言を、屋上で授業をサボっていた灰葉が見つけ、「ずっと気になっていた」「死ぬ前に俺と恋愛しない?」と告白するという、ぶっ飛んだエピソードから始まる本作。物語は2人のコミカルな会話劇を中心に展開されますが、普段はクズな灰葉が影になり日向になり扇言を守ろうとする姿や、過去に何かあったらしい影のある雰囲気が、女性読者の心を掴んでいます。
恋愛漫画的な展開が始まっても灰葉のクズっぷりでしっかりオチをつけてくるところや、スッキリしたきれいな絵柄は、糖分高めの少女漫画が苦手な人にもおすすめ。単行本は第2巻まで発売されています。
『あたしの!』は、『ヒロイン失格』『センセイ君主』で知られる幸田もも子さんが「別冊マーガレット」で連載しているラブコメディ。留年して同じクラスになった憧れの先輩に振り向いてもらおうと、主人公の女子高生・あこ子が奮闘する姿を描いた作品です。
少女漫画にライバルはつきものですが、本作の恋敵は、小学校からの友達でちゃっかり者の充希。直情的で嘘のつけないあこ子とあざとくて腹黒い充希、正反対な2人の恋と友情の行方に注目です! 幸田もも子作品ではおなじみの“変顔”もたくさん登場します。
『あたしの!』の単行本は現在第2巻まで発売中で、8月24日(金)に第3巻が発売予定です。
『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』は、『さばげぶっ!』『ねこ色保健室』で知られる松本ひで吉さんが、同居している「天真爛漫な犬」と「凶悪だけれど愛くるしい猫」の性格の違いを描いたエッセイ漫画。松本さんが自身のTwitter(@hidekiccan)に公開し、反響を呼んだことから定期更新されている作品で、単行本にはこれに加えて描き下ろしも収録されています。
犬猫両方と同居することで、より際立つそれぞれの性格の違いと可愛さ。当ランキングでは発売時期が遅いほど不利になるのですが、本作は多くの人に愛され、2018年6月発売にもかかわらず第11位にランクインしました。単行本は、現在第1巻のみ発売中です。
【『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の試し読みはこちらから】
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「2018年上半期コミック第1巻売上ランキング」第20位~第11位のラインアップはいかがでしたか?
ちなみに第50位~第21位ではWeb・アプリ連載作の点数が前回(2017年下半期)より2倍以上に増えていましたが、第20位~第11位は『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』『死神坊ちゃんと黒メイド』の2点が該当(それぞれTwitter、サンデーうぇぶり連載)。こちらでも同じく増加傾向が見られました。(前回は1点が該当)
さて、残るは上位10作品! ……ですが、少し長くなってしまいましたので、続きは次回とさせていただきます。更新をお楽しみに!!
〉【ベスト10発表!】2018年上半期で1番売れたコミック第1巻は何だ?上半期コミック第1巻売上ランキングBEST50