• “東出昌大”を主人公に柴崎友香が描いた純文学小説 「寝ても覚めても」公開前日に発売

    2018年07月28日
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    日販 ほんのひきだし編集部 浅野
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    第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され注目を集めている、9月1日(土)公開の映画「寝ても覚めても」。

    同作は柴崎友香さんによる同名小説を映像化したもので、〈忘れられないかつての恋人〉と〈彼と同じ顔をした現在の恋人〉、2人の“運命の人”の間で揺れる女性を描くラブストーリーです。作中で主演の東出昌大さんは、風来坊なかつての恋人「麦」と、堅実で穏やかな現在の恋人「亮平」の2役を見事に演じわけ、一人の俳優というよりも2人のキャラクターとしてそれぞれに存在感を放っています。

    8月31日(金)に発売される柴崎さんの最新作『つかのまのこと』は、そんな東出昌大さんをイメージして執筆された純文学作品。奇しくも映画公開前日に発売されることになったという、“もう一つの柴崎×東出作品”です。

    さらに本作には、写真家の市橋織江さんも参加。描かれた物語を起点に撮り下ろし写真で世界観を表現し、文章とのあいだに絶妙な“行間”を生んでいます。

    映画公開を機に、再び注目を集めるところとなった芥川賞作家・柴崎友香。原作はもちろん、あらたに生み出された異色の挑戦作にもぜひ触れてみてください。

    ※柴崎友香さん・東出昌大さんによる刊行記念トークイベント開催決定!【くわしくは 三省堂書店HP にて】

    内容紹介
    「わたしのほうが幽霊である、と気づいたのは、早い時期であったように思う。」
    かつての住み家であったのであろう、“この家”を彷徨い続ける“わたし”。その理由がわからないままに時は移り変わり、家には次々と新しい住人たちがやってくる。彼らの光景を見守り続ける“わたし”は、ここで、いったい何を、誰を待っているのか――。ラスト、その結末にじんわり胸が熱くなる。あなたは、大切だったあの人の“顔”を、覚えていますか?

    ・8月31日(金)発売予定
    ・判型:四六判
    ・定価:本体1,500円+税
    ・発行:KADOKAWA

    柴崎友香さんのコメント
    東出昌大さんの存在感から浮かんできたイメージをたぐり寄せるように想像が膨らんでいきました。いくつかの時間といくつかの心が重なりあう小説になりましたが、市橋織江さんの写真を見たとき、わたし自身もすっとその世界に入っていけるような気持ちになりました。小説も写真も、ページをめくるその人の思い思いの時間で楽しんでもらえるものです。普段見ている風景のその向こう、見落としてしまいそうな時間の隙間に、誰かの記憶に、思いを馳せてもらえたらうれしいです。

    東出昌大さんのコメント
    僕も柴崎さんも生活の中で「余白」を大事にしているので、この本ではその辺りをぜひ感じていただき、文字に、写真にいろいろ想像を膨らまして楽しんでもらえると嬉しいです。皆さん忙しすぎる日々を送っていると思うので、この作品をゆっくり読んで、ぜひほっとしてください。市橋織江さんは、その場の空気を切り取って下さる方なので、むしろ僕がそこにいないと思って見ていただくと、より楽しんでもらえるかと(笑)。柴崎さんの文章と市橋さんの写真が織りなす、やわらかさと一種の淋しさが混ざった世界観、そしてその中に小さな光を探すような感じで、楽しんでいただければと思います。

     

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