• 冲方丁が官能小説に初挑戦!?江戸を舞台に描く『破蕾』は「読んでよし、眺めてよし」の豪華本!

    2018年08月01日
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    日販 ほんのひきだし編集部「新刊展望」担当
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    8月1日(水)に発売された、冲方丁さんによる初の時代官能小説『破蕾』。

    『天地明察』をはじめとする歴史小説でも知られる冲方さんですが、官能小説は本作が初挑戦。江戸を舞台に、狂おしい男女の情欲を描いた3編を収録しています。

    冲方さんの“あるひと言”から企画が動き出したという本作について、編集を担当した講談社文芸第二出版部の戸田涼平さんに、文章を寄せていただきました。

    破蕾
    著者:冲方丁
    発売日:2018年07月
    発行所:講談社
    価格:1,782円(税込)
    ISBNコード:9784065122426

     

    読んでよし、眺めてよしの江戸官能

    『天地明察』『光圀伝』の冲方丁さんが描く、初の時代官能小説。

    そう聞いただけでも胸が高鳴りますよね。でも、読むとその奥深さにさらに驚愕させられます。狂気すら感じさせる男女の極限の官能描写はもちろん、江戸という時代ならではの風俗や文化を下敷きにした物語は、我々の教養の幅をさらに広げてくれるのです。

    この企画の始まりは、2017年10月に刊行した『戦の国』という、戦国時代の名将や智将を材に採った連作短編集のタイトルを決めるための打ち合わせのときでした。冲方さんと歴代担当者数人で焼き肉を食べながら話し合ったのですが、そこで冲方さんがぽろっと一言。

    「一度官能小説を書いてみたいんですよね」

    お肉をいただいている途中ですが、その発言もいただきます!

    と、いうことで、担当者全員で押しまくり、焼き肉後1か月で第1弾の原稿をいただき、せっかくだから、本を出したいよね! ということで、翌年2月に第2弾をいただき、本を出すなら、読者にも美味しい思いをしてもらわなきゃ! ということで、書き下ろしの新作まで書いていただきました。

    そして、冲方さんの新しい挑戦に華を添えるため、いつもと違う凝った装丁にしたいと、デザイナーの高柳雅人さんに相談。試行錯誤の末、カバーではなく函(ハコ)入りにして、挿画も入れ、その上表紙が折り返しになっていて、めくると美しい絵があらわれる特殊な造本にするなど、あらゆるところにこだわりつくした本ができました。

    装画を描いていただいたのは、人気絵師の山科理絵さん。冲方さんに「この絵、買いたいです」と言わしめた超美麗装画も見どころのひとつです。電子書籍ではなく、カタチのある本だからできた、読んでよし、眺めてよし、飾ってよしの豪華本。ぜひお手にとってご覧くださいませ!

    講談社 文芸第二出版部 戸田涼平

    破蕾
    著者:冲方丁
    発売日:2018年07月
    発行所:講談社
    価格:1,782円(税込)
    ISBNコード:9784065122426

    狂気と艶美の悦びが、許されざる逢瀬に興じる男女の胸を焦がす――。
    旗本の屋敷を訪ねたお咲。待ち受けていたのは、ある女に言い渡された「市中引廻し」を身代わりで受けるという恐ろしい話であった。当初は羞恥に苛まれるお咲だったが、徐々に精神の箍が外れていく……。(「咲乱れ引廻しの花道」)夫の殺害を企てるも不首尾に終わり、牢に囚われた女。いかにも嫣然とした高貴な血筋の女。名は、芳乃と言った。「わたくしの香りをお聞きください」芳乃はぽつりぽつりと身の上を話し出す。(「香華灯明、地獄の道連れ」)
    書き下ろし新作「別式女、追腹始末」も収録。冲方丁、初の江戸官能小説!

    講談社BOOK倶楽部『破蕾』より〉

    戦の国
    著者:冲方丁
    発売日:2017年10月
    発行所:講談社
    価格:1,674円(税込)
    ISBNコード:9784062208048
    天地明察 上
    著者:冲方丁
    発売日:2012年05月
    発行所:角川書店
    価格:596円(税込)
    ISBNコード:9784041003183
    光圀伝 上
    著者:冲方丁
    発売日:2015年06月
    発行所:KADOKAWA
    価格:821円(税込)
    ISBNコード:9784041020487

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