• シャンシャン出産秘話も収録!黒柳徹子ほか各界著名人の“パンダ愛”あふれるエッセイ集『読むパンダ』

    2018年01月18日
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    日販 ほんのひきだし編集部「新刊展望」担当
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    2017年6月に上野動物園で生まれ、すくすくと成長している赤ちゃんパンダのシャンシャン。12月19日からは一般公開がはじまり、その愛らしい姿が大人気となっています。

    2018年1月18日(木)に発売された『読むパンダ』は、そのシャンシャン出産秘話も収録された日本初のパンダエッセイ集。浅田次郎さん、高畑勲さん、ヒガアロハさんなど各界のパンダファンによる22編のほか、パンダ通として知られる黒柳徹子さんと土居利光さん(前上野動物園長・日本パンダ保護協会会長)、廣田敦司さん(上野動物園パンダ班班長)の座談会などが収録されています。

    そんなパンダファン必読の本書について、編集を担当した白水社・編集部の杉本貴美代さんに文章を寄せていただきました。

    読むパンダ
    著者:黒柳徹子 日本ペンクラブ
    発売日:2018年01月
    発行所:白水社
    価格:1,512円(税込)
    ISBNコード:9784560095959

     

    日本初のパンダ・エッセイ集ができるまで

    カンカン・ランランが上野動物園に来てから45年目となる昨年、シャンシャンが誕生した。

    パンダの生態は謎が多く、絶滅危惧種として知られるが、日本における長い飼育の歴史では、どんな出来事があったのか。それをまとめたいと以前から思っていた。また、各界のパンダファンの方々に、それぞれのパンダ愛を書いてもらうと、独自のこだわりが出て面白いのではないかと考えていた。私自身も幼い頃、上野でホアンホアンを見た時から、大のパンダ好き。長年の思いをこの一冊で実現することができた。

    刊行はシャンシャンの一般公開に合わせたが、企画は数年前から準備し、最初にお声かけしたのは日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんだった。黒柳さんはこのエッセイ集の企画に大賛成してくださり、ご自身が会員でもある日本ペンクラブ編という形で刊行が決まった。

    長年にわたり歴史小説の執筆を続け、40回以上中国を訪れている浅田次郎さんも、隠れパンダファン。浅田さんらしい、微笑ましいエッセイを書き下ろしていただけた。

    一世を風靡したキャラクター「たれぱんだ」をデザインした末政ひかるさんが、その経緯を明かすのは本書が初めてとなる。イラストも特別に描き下ろしてくださった。

    パンダのアニメといえば、「パンダコパンダ」だ。高畑勲監督には、このアニメに込めた思いを書き下ろしていただいた。

    大人気漫画『しろくまカフェ』の作者ヒガアロハさんにご執筆いただけたことも大変貴重だ。各執筆者の独自のパンダの捉え方と魅力が伝わる内容になっている。

     

    黒柳徹子さんと飼育員の座談会では、シャンシャン出産や成長の様子についても初公開

    1972年に行なわれた黒柳さんと上野動物園の飼育員との対談からは、カンカン・ランランと対面したときの興奮や驚きが伝わってくる。また、試行錯誤しながらの飼育で初めて知った生態、妊娠・出産・子育ての感動エピソードを歴代飼育員が明かす。

    パンダがいるのは上野だけではない。和歌山アドベンチャーワールドと神戸市王子動物園の飼育員にも独自の取り組みを執筆していただいた。歴代パンダの貴重写真も文章にあわせて多数掲載。日本のパンダの歩みがわかる貴重な記録となっている。

    本書の目玉は、黒柳徹子さんと、土居利光さん(前上野動物園長・日本パンダ保護協会会長)、廣田敦司さん(上野動物園パンダ班班長)の座談会である。パンダの自然繁殖は難しく、今回の上野動物園の例は世界でも稀で、中国側からも期待を寄せられているという。シャンシャン出産の際、どんな様子だったのか? 育児や成長の様子についても、現役の飼育担当者が初めて明かす。母パンダのシンシンの献身的な子育ての姿は感動的。カンカン・ランラン時代から日本のパンダを見守ってきた黒柳さんならではの視点も生きている。

    ブックデザインを手がけたのは、パンダファンの天野昌樹さん。カバー写真は、大人気ブログ「毎日パンダ」の高氏貴博さんが撮影した全写真から厳選した1枚(本書に高氏さんのエッセイも収録)。帯のシャンシャンの写真がピンク色なのがリアルで素敵。カバーをとると、表紙もちょっと面白いデザインに。
    本文イラストは、パンダファンのイラストレーター・ヒサクニヒコさんの描き下ろし。パンダファンで作り上げた造本にも注目を! パンダへの愛が溢れた、ファン必読の永久保存版。

    白水社 編集部 杉本貴美代

    読むパンダ
    著者:黒柳徹子 日本ペンクラブ
    発売日:2018年01月
    発行所:白水社
    価格:1,512円(税込)
    ISBNコード:9784560095959

    浅田次郎、高畑勲、ヒガアロハほか、各界のパンダファン&歴代の飼育担当者が勢揃い! 日本初のパンダ・エッセイ集。シャンシャン出産秘話も収録!

    【目次】
    第1章パンダを愉しむ――浅田次郎、高畑勲、ヒガアロハ、出久根達郎ほか、各界のパンダファンが、偏愛エッセイを書き下ろす。

    第2章パンダを知る――1972年に飼育員が初めて接した驚きと興奮とは。さらに、上野動物園・アドベンチャーワールド・王子動物園の歴代飼育員が、試行錯誤の過程で知ったパンダの意外な姿とは。妊娠・出産・子育ての感動エピソード。

    第3章パンダを守る――「日本パンダ保護協会」と「中国パンダ保護研究センター」の代表が、日中の取り組みと協力体制、パンダへの深い思いを書き下ろす。

    歴代パンダとシャンシャンの貴重写真、図版52点掲載! ファン必読の永久保存版。

    白水社 公式サイト『読むパンダ』より〉


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