• 『捕まえて、食べる』冒険で人生は変わる!「無免許捕食の達人」玉置標本による狩猟&料理体験記

    2017年08月15日
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    日販 ほんのひきだし編集部 「新刊展望」担当
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    資格不要の狩猟&料理で、“天然もの”と格闘した記録が一冊に

    人呼んで「無免許捕食の達人」の玉置標本さん。玉置さんは、「趣味は釣りを中心とした食物採取全般で、週に一度はなにか天然ものを捕って食べている」という、冒険心あふれる40代のフリーライターです。

    7月18日(火)に発売された『捕まえて、食べる』は、そんな玉置さんがさまざまな天然ものの食材と格闘した記録をまとめたもの。冒頭には、食材を捕っている様子から、どのように食べたのかということまでがカラー写真で掲載されていて、そのページを見るだけでも、自然の中で捕って、食べることの醍醐味が伝わってきます。

    椎名誠さん 「読んだらすぐに自分でもやりたくなった」
    高野秀行さん 「爆発する『夏休み感』にやられた! 」
    小泉武夫さん 「狩猟本能×料理奔放×賞味悦楽=この本、である」

    と、冒険・食の達人たちがこぞって推薦している本書ですが、出版のきっかけは、玉置さんが自腹で出版していた一冊と、担当編集者が出会ったことだそう。

    その出会いとはどんなものだったのか、本作の編集を担当した新潮社出版企画部・足立真穂さんに、作品ガイドを寄せていただきました。

    捕まえて、食べる
    著者:玉置標本
    発売日:2017年07月
    発行所:新潮社
    価格:1,404円(税込)
    ISBNコード:9784103511410

    え、埼玉でスッポン!? 臭〜いエイの発酵物体ホンオフェに鼻をつまみ、透明でかわいいホタルイカになごみ、多摩川の野草でなんちゃって節約ライフ。近くの川、山、海へゴー! この経験はお金じゃ買えない。都会では、シンプルなことほど冒険になるのだ。山頂で味わう珈琲のごとく、毎回最後は、味わい深〜くごちそうさま。

    新潮社 公式サイト『捕まえて、食べる』より〉

     

     『捕まえて、食べる』冒険で人生は変わります

    珍スポトラベラーとして人気の金原みわさんと「飲みましょう」と、大阪のシカク出版に出かけたのは、2016年のことだったでしょうか。そこで出会ったのが玉置さんがご自身で自費出版されていた『私的標本 捕まえて食べる話』でした。旅の途上のこと、「荷物になるしさっさと読んでしまおう」、そう考えたのが運のつきで、その夜のうちに安ホテルで笑い転げながら読み終えておりました。

    東京に戻り、なにやら連絡先が本にあったのでメールを入れてみたところ、聞けばすでに重版もかかったとか。その時に驚きまくったのをよく覚えています。失礼なことです。

    その後も、運命だったのかあっけなくとんとん拍子で話は進み、社内編集会議でも「ユー、やっちゃいなよ」とすぐにゴーサイン、今に至ります。

    この奇妙な「やっちゃいなよ」感は、帯に推薦をいただく際にも力を発揮し、椎名誠さん、小泉武夫さん、高野秀行さんのお三方は、刊行前のゲラ段階から応援くださいました(感謝!)。それぞれに「ここが面白かったよ」と、詳細をお送りくださったのが印象的でした(椎名さんは、『波』にて書評も)。椎名さんとはついにアナジャコ&マテガイ捕りに出かけるまで発展したのだから、人生はわからぬものです。

    そういえば私自身がまったくのインドア派だったのですが、この夏はなんとすでに3回も海へ行きました。本書に出てくるタコ捕りへと来月には佐渡島方面にまで行こうかという勢いですから、人は変わるものです。なにしろ、普段の生活にも躍動感が出てくる。

    ですので、当事者として断言できますが、この捕まえて食べる冒険で人生は変わります。夏休みに限らず、自然はいつでもあなたを待っている。ぜひ巻末の「捕まえて食べられるリスト」を参考に、外に出かけてみてください。

    文・新潮社出版企画部 足立真穂

     

    『捕まえて、食べる』商品情報

    捕まえて、食べる
    著者:玉置標本
    発売日:2017年07月
    発行所:新潮社
    価格:1,404円(税込)
    ISBNコード:9784103511410

    標本 1 世界で二番日に臭い料理、ホンオフェをエイから作りたい
    標本 2 富山湾のホタルイカを網で掬って食べたい
    標本 3 干潟にてアナジャコを筆で釣って食べたい
    標本 4 穴に塩を入れてマテガイを捕って食べたい
    標本 5 天麩羅の高級ネタ、ギンポを針金ハンガーで釣りたい
    標本 6 ヒラツメガニを捕まえて手作りでラーメンにしたい
    標本 7 日本海の離島、粟島のタコを捕まえる大会で優勝したい
    標本 8 麗しの野草マニアから、多摩川て食べられる野草を教わりたい
    標本 9 長野でザザムシを捕って食べる文化を体験したい
    標本 10 高級食材のスッポンを捕まえて鍋にしたい

    column 1 私の「捕まえて、食べる」流儀
    column 2 「捕まえて、食べる」ことの経済学
    column 3 干潟の靴は地下足袋がベスト!
    column 4 マグロだって釣れるのだ
    column 5 「いつかは捕る!」ターゲット

    捕まえて食べられるリスト

    あとがき的なもの




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