• 萩尾望都が別名義で執筆した“幻のSF小説”『ピアリス』が単行本化!SF原画展の全国巡回も開始

    2017年07月20日
    楽しむ
    ほんのひきだし編集部
    Pocket

    萩尾望都による“SF小説”が20年以上を経て単行本化!

    7月14日(金)、『ポーの一族』『11人いる!』などで知られる萩尾望都さんが「木下司」名義で発表したSF小説『ピアリス』が単行本化され、同時に“木下司”が萩尾望都さんであることが明らかになりました。

    『ピアリス』は、雑誌「The Sneaker Special」(角川書店)の1994年春号~冬号にて連載された作品。“木下司”という別名義で発表されましたが、挿絵は“萩尾望都”が担当しており、見開きのカラーイラストや多数のモノクロ挿絵が掲載されていることで、当時ファンの間で話題になりました。

    しかし1995年、雑誌の廃刊にともない『ピアリス』の連載は4回で終了。作品世界の面白さにもかかわらず、また“木下司”の正体が明らかにならないまま、20年以上単行本化されていませんでした。

    今回の単行本刊行は、2016年に吉祥寺美術館で開催された「萩尾望都 SF原画展」での反響に応えたもの。同展では『ピアリス』の原画も多数展示されており、ファンから「『ピアリス』を読みたい」というリクエストが多数寄せられたのだそうです。

    萩尾望都さんが漫画ではなく、小説で作品を著した非常に珍しい一冊。巻末インタビューでは「なぜペンネームを使って作品を発表したのか」についても触れられています。

    ピアリス
    著者:萩尾望都
    発売日:2017年07月
    発行所:河出書房新社
    価格:1,566円(税込)
    ISBNコード:9784309025957

    過去が見えるピアリス。未来が見えるユーロ。幼い頃生き別れになった双子の数奇な運命の物語。

    目次
    ・カラー口絵8ページ(イラスト40点掲載)
    【I】ユーロ シモン修道院
    【Ⅱ】ピアリス「9×7」
    【Ⅲ】ユーロ カルカーシュの予言者
    【Ⅳ】ピアリス 青いリンゴの木
    ・巻末特別企画 萩尾望都インタビュー「SF作家の木下さん、実は私でした」

     

    ファン待望! 「萩尾望都 SF原画展」の全国巡回もスタート

    さらに今夏、ファン待望の「萩尾望都 SF原画展」の全国巡回がスタート。現在開催中の新潟会場を皮切りに、2018年5月まで、兵庫・静岡・福岡でも順次開催されることが決定しています。

    同展では貴重なSFを約400点展示。もちろん『ピアリス』の美麗イラストも楽しめます。

    新潟会場
    新潟市マンガ・アニメ情報館
    新潟県新潟市中央区八千代2-5-7 万代シテイBP2・1F
    会期:2017年7月15日(土)~9月3日(日)

    兵庫会場
    神戸ゆかりの美術館
    兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
    会期:2017年9月9日(土)~11月5日(日)

    静岡会場
    佐野美術館
    静岡県三島市中田町1-43
    会期:2017年11月11日(土)~12月23日(土)

    公式サイト
    http://hagiomoto-sf.com/

    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下




  • GoogleAd:007



  • 関連記事

    ページの先頭に戻る