• 父の日だからこそ……『お父さんがキモい理由を説明するね』『光のお父さん』など“父と子”がテーマのおすすめ本

    2017年06月13日
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    日販 CRM推進部 大谷
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    父娘のガチトーク、ちょっとユニークな親孝行、子に注がれる温かい愛情……父子の関係を見つめるおすすめ本

    6月の第3日曜日は「父の日」。これは「母の日があるのならば、父親に感謝する日も必要である」として提唱されたもので、2017年は6月18日(日)がこれにあたります。プレゼントを渡したりごちそうを作ったりして、お父さんへの感謝を表す人も多いでしょう。

    近しい存在だからこそ、お互いの本心や真面目な話は、普段はなかなかしづらいもの。今回は“父と子”をテーマに、感動だけではない、ちょっとユニークな切り口の本を3つご紹介します。


     

    『お父さんがキモい理由を説明するね』

    「お父さんキモい」ではなく、「お父さんがキモい理由を説明するね」。インパクト十分のこの本は、娘との会話を取り戻そうと一念発起したお父さんの、3か月にわたる「娘とのガチトーク」をまとめたものです。

    小学生の時はよく会話していたはずなのに、中学校に上がったとたん、何を話しても「べつに」「ふーん」「普通」と気のない返事ばかり。話しかけすぎると鬱陶しがられるし、逆に引いてみても娘から距離を詰めてくることはない……。途方に暮れた著者の中山さんは、あるきっかけから「外で食事でもしながら、普段話さないようなことをぶっちゃけてみないか」と提案します。

    二言目には「お父さん、キモい」と言う娘に、「何でもかんでも『キモい』とか『かわいい』で単純化するのはよくない」「キモいってどういうことなのか、別の表現で説明してみなさい」という中山さん。すると出るわ出るわ、「清潔かどうかってことじゃなくて、存在そのものが気持ち悪い」「普通に名前を呼べばいいのに、変なあだ名をつけて擦り寄ってくるのが気持ち悪い」「私の気を引こうとしているのがミエミエで気持ち悪い」「私のことを好きなのはわかるけど、普通にしててほしい」……。

    娘の言葉はなかなか厳しいものばかりですが、父親からの問いに自分の言葉で真摯に答えており、それに真正面から向き合う中山さんの姿や、“年頃の女の子”の本音も素直に綴られています。

    「いい男はどうやって見つけるのか」「告白されたらどうするか」「将来何になりたいか」など、聞いてみたくてたまらないけれどなかなか触れられない話題も多数収録。リアルな女子中学生の回答に触れて、心の準備(?)をしておくのもいいかもしれません。

    世のお父さんがたはもちろん、“お父さんキモい期”を迎えたことのある皆さんも、わかるわかる!と共感できること間違いなしの一冊です。

    お父さんがキモい理由を説明するね
    著者:中山順司
    発売日:2014年05月
    発行所:泰文堂(東京)
    価格:1,296円(税込)
    ISBNコード:9784803005325

     

    オンラインゲームで親孝行!? 『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』

    「僕のお父さんは、齢60を超える光の戦士だ」

    『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は、「オンラインゲームで親孝行する」というユニークな内容で話題になったプレイヤーブログを書籍化したもの。千葉雄大さん・大杉漣さん出演で実写ドラマ化され、現在MBS・TBSドラマイズム枠にて放送中です。

    仕事一筋で寡黙な父親の、突然の退職。息子は「ゲーム好き」という共通点に目をつけ、「これまでほとんど会話を交わすことがなかったけれど、会わなくても会話できるオンラインゲームでなら、父親ともっと話ができるかもしれない」と考えます。

    さり気なくゲームをプレゼントし、息子であることを隠しながら冒険を共にする父と子。「ゲームを通して父という人間の本当の姿を見てみたい」「突然会社を辞めてしまった真意も知りたい」――かつて手を引かれた父に息子がサポートの手を差し伸べながら、親子は関係を再構築していきます。

    息子に不慣れなゲームを教えてもらったり、初心者のため心が折れてしまったりと、人間くさい一面を見せる父。“FFあるある”も含めたコミカルなやりとりが笑いを誘うとともに、だんだん距離を縮めていく二人にほっこりさせられます。

    ゲーム画面もふんだんに盛り込まれているので、プレイしたことのない人も十分に楽しめますよ!

    ファイナルファンタジー14光のお父さん
    著者:マイディー
    発売日:2017年03月
    発行所:講談社
    価格:1,944円(税込)
    ISBNコード:9784062205122

     

    辻仁成が描く“20年後の私と息子”『父 Mon Père』

    パリで息子と暮らしつつ創作を続ける辻仁成さんが描いた、父と息子の愛の物語。

    『父 Mon Père』は、唯一の肉親である父親にパリで育てられ、今は教師として独立して暮らす息子が、父の健忘症発症を機に家族の過去と向き合い、未来へと踏み出していく姿を描いた作品です。

    『お父さんがキモい理由を説明するね』や『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』とは趣の異なる、家族の愛と人生の深みがしっとりと心に染みわたる一冊。装丁も素敵です。

    父Mon Pere
    著者:辻仁成
    発売日:2017年05月
    発行所:集英社
    価格:1,620円(税込)
    ISBNコード:9784087711103

    辻仁成さんの読書日記:“食べることは生きること”を実感する3冊

     

    父子にまつわる注目作、まだまだあります!

    いかがでしたか? 一人でじっくり味わうのもいいですが、あなたの選んだ一冊が新たな「会話のきっかけ」になるかもしれません。

    父子にまつわる注目作はまだまだあります! 詳しくはHonya Club.com特設ページにて!!

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