『六花の勇者』ファンタジー×ミステリーの化学反応! 必読の原作ライトノベル 2015年夏アニメ編【Part1】

2015年07月23日
楽しむ
作成者:フォーリー(Honya Club.com)
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2015年夏クールのアニメ放送が続々と始まっています!今クールもオリジナルとともに、たくさんの原作付きアニメが制作されていますが、アニメの原作といえばコミック…と思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。実際に今夏放送のアニメのうち、コミックが原作のものは40タイトル近くもあります!しかしライトノベル原作も、数こそ少ないもののその「濃さ」では負けていません。

ということで、「ラノベ原作?どうせ萌えとかハーレムとかでしょ?」と思いがちなあなたにこそ知ってほしい、必読の原作ライトノベルをご紹介します!これを読めば、皆さんの固定観念が少し変わるかも?

 

骨太のファンタジー×ミステリー『六花の勇者』

今回ご紹介するのは『六花の勇者』(著:山形石雄、イラスト:宮城/集英社)。2015年夏アニメの大本命といっても過言ではない、本格ファンタジー作品です。

六花の勇者
著者:山形石雄
発売日:2011年08月
発行所:集英社
価格:689円(税込)
ISBNコード:9784086306331

REAL OR FAKE.
六人のはずの勇者が、七人揃ってしまった。
それは、一人が偽者かつ、敵であることを意味する…

闇の底から「魔神」が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。
地上最強を自称する少年アドレットは、その六人「六花の勇者」に選ばれ、約束の地へと赴くが、そこに集いし勇者は七人いた。
七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。
そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで…。

このあらすじだけでも魅力は存分に伝わるのではないでしょうか!?
勇者が集まって「魔神」と戦う王道ストーリー…と思いきや、ふたを開けてみると約束の地に集まった勇者が一人多い。隣で戦う仲間は本当に味方なのか、実は敵なのか。勇者たちは疑心暗鬼に囚われてしまいます。
ここですぐに食指が動く方は、実はミステリー好きではないでしょうか。実際に『六花の勇者』は、ファンタジーでありながらミステリーの王道をも突き進んでいきます。

「本来いるはずの人数より一人多い」物語といえば名作『11人いる!』(萩尾望都/小学館)がありますし、「本来いるべきではない人間が紛れてしまっている」ライトノベルといえば、アニメ化もされた『この中に1人、妹がいる!』(田口一/メディアファクトリー)も、非常によくできた設定の物語でした。

この中に1人、妹がいる!
著者:田口一
発売日:2010年08月
発行所:メディアファクトリー
価格:626円(税込)
ISBNコード:9784840134880

(魅力的な女の子が周りにたくさんいる……と思ったらその中の誰か一人は妹!?な魅惑の変則ラブコメ)

 

作者は『戦う司書』シリーズの実力派・山形石雄さん

『六花の勇者』の作者は山形石雄さん。第4回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞を受賞し『戦う司書』シリーズでデビュー。こちらもファンタジー作品で、「人間が死ぬと、その魂は『本』になる」という世界の物語でした。シリーズ第1巻のタイトルは『戦う司書と恋する爆弾』。ハイセンスなタイトルとデビュー作とは思えないほどのアイデアが際立った、大器の片鱗を感じさせる作品でした。2009年にはアニメ化も果たしています。

戦う司書と恋する爆弾
著者:山形石雄
発売日:2005年09月
発行所:集英社
価格:617円(税込)
ISBNコード:9784086302579

そんな著者が満を持して開始した新シリーズ『六花の勇者』は、その斬新なコンセプトとともに注目を集め、「このライトノベルがすごい!」作品部門において、2012年度では第3位、2013年度でも第8位に輝きました。そして2015年夏、著者にとって2度目のアニメ化となりました。

 

アニメ『六花の勇者』

アニメ「六花の勇者」の制作はパッショーネが担当。番組は2015年7月より、MBS、TOKYO MX、AT-X、BS11にて放送中です。

アニメ「六花の勇者」公式HP
http://rokka-anime.jp/

監督は「狼と香辛料」「まおゆう魔王勇者」などの高橋丈夫さん、構成・脚本は「僕は友達が少ない」「境界線上のホライゾン」などの浦畑達彦さんが担当するなど、スタッフも名作ライトノベルアニメに関わった方ばかり。原作の再現度も期待できます。

キャストも、斉藤壮馬さん、悠木碧さん、日笠陽子さん、内山昂輝さん、鈴村健一さんといった人気と実力を兼ね備えた面々が勢揃いしています。アニメも要チェックです。

さて、皆さん『六花の勇者』に興味は持っていただけたでしょうか?ライトノベルというだけで敬遠せずに、気になった方はぜひ手に取ってみてください!

次回【Part2】は、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』をご紹介します。タイトルから放たれるそのインパクト……。お楽しみに!

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